馬(うま)を食ふ(やしなふ)者(もの)は、其の(その)能(のう)の千里なるを知りて食はざる(やしなわざる)なり。
。
常馬 名詞。
読みは「~(と)いえど(も)」。
不常有 常には(つねには)有らず(あらず) 「いつもいるとは、かぎらない。
力足らずして、才の美外に見(あらは)れず。
安くんぞ其の能の千里なるを求めんや。
食馬者、不知其能千里而食也。
読みは「の」。
聖人が聖人である理由、愚人が愚かである理由は、全てここに原因があるのだろうか。
美 名詞。
其 レ~邪 重要表現。
是の馬や、千里の能有りと雖も、食飽かざれば、力足らず、才の美外に見はれず。
- やや重要な表現 [ ]• 「天下に良馬なし。
於 置き字。
This Domain is NOT Suspended Anymore This domain has all already been restored and not Suspended anymore. 粟一石 名詞。
是(こ)の馬に千里の能有りと雖も、食飽かざれば、力足らず、才の美外(そと)に見(あらは)れず。
故に名馬有りと雖(いへど)も、秖(ただ)奴隷人の手に辱(はづかし)められ、槽櫪(さうれき)の間(あいだ)に駢死(へんし)し、千里を以て称せられざるなり。
吾 わ が 所 いわ 謂 ゆる 其 そ の 道 みち を 伝 つた へ 其 そ の 惑 まど ひを 解 と く 者 もの に 非 あら ざるなり。
聖 せい 人 じん の 聖 せい た る 所以 ゆえん 、 愚 ぐ 人 じん の 愚 ぐ た る 所以 ゆえん は、 其 そ れ 皆 みな 此 ここ に 出 い づるか。
それどころか(その名馬が)、(他の)平凡な馬と同じように生きようとしても、(エサ代がかかるから? エサが不十分だから?)それすらもできない。
」の意味。
読まない書き下さない。
且つ常馬と等しからんと欲するも、得べからず。