シェーグレン 症候群 診断 - シェーグレン症候群とは。口中乾燥の放置リスクを医師が解説

副作用として消化器症状や発汗などが約30％の患者さんにあります。

シェーグレン症候群は膠原病（関節リウマチ、、強皮症、皮膚筋炎、） に合併する二次性シェーグレン症候群と、これらの合併のない シェーグレン症候群に分類されます。

免疫抑制剤ミゾリビンは唾液分泌量、乾燥症状を、MTXは乾燥自覚症状を改善させる可能性がある（弱い）（保険適応はなし）。

5点 中等度活動性。

また、女性が全体の9割以上と、圧倒的に女性に多いのも特徴です。

５－１．眼乾燥（ドライアイ）に対する治療 涙の補充には人工涙液や種々の点眼薬があります。

ノドが渇く、口が渇く、会話が続かない、水をよく飲む• 味が解らない• 肌荒れ• 発症年齢は40－60歳代が多いが小児から高齢者までその幅は広い。

それは「患者さんが、 夜間枕元の水を置いておくほど喉が渇く場合は強くシェーグレン症候群を疑いなさい」ということです。

（3）涙の蒸発を防ぐために、眼鏡の枠にビニール製のカバーをつけたモイスチャー・エイド（ドライアイ眼鏡）があります。

眼乾燥症（ドライアイ）の状態を調査する検査項目です。

眼科医に相談して下さい。

点眼薬には防腐剤が入っていますので、何回も点眼するときは防腐剤による角膜障害が問題になります。

診断・鑑別診断 診断は1999年の厚生労働省の改訂診断基準（表１）を用いる。

本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。

また、涙液や唾液の減少、膣の乾きによる性交時の違和感などから、眼科や歯科口腔外科、婦人科などを最初に受診する患者さんも多いといわれています。

抗SS-B抗体陽性 上記の4項目中2項目以上を満たせばシェーグレン症候群と診断されます。

その他（1）唾液の分泌促進、（2）唾液の補充、（3）虫歯の予防や口内の真菌感染予防、（4）口腔内環境を改善することなどです。

間質性腎炎、間質性肺炎、末梢神経障害、中枢神経障害、血球減少などが顕在化、進行する場合は、ステロイドや免疫抑制薬の投与が検討される。