東京 モーター ショー 空 飛ぶ 車 - 空飛ぶクルマは実現するか。東京モーターショーシンポジウム2019

商品コンセプトとして、片野氏は「コンパクトとデザインの融合」を挙げ、浮揚するプロペラを4基でなく2基としたのはできるだけ小型にするためだという。

価格は高級スポーツカー並みの見通しで、2020年後半ごろの引き渡し予定。

デザインも重視しており、「EVメーカーの米テスラと同じで、最初はデザインを優先させた高級機種から発売し、市場ができてきたら量販機種を展開していく戦略」だ。

2019年上半期現在、空飛ぶクルマの技術・事業開発は多くの日本企業で、社内で進められていると言わ れており、いつ公表されるかという段階を迎えています。

このAIプロセッサーがこれら一連のデータを分析し、車両が飛行モードと運転モードを切り替え、次のアクションへのリコメンドもしてくれるという。

政府も2019年6月に発表した「成長戦略実行計画」の中で、「空飛ぶクルマの実現に向け、23年からの事業開始を目標に制度整備を推進」とうたっている。

3mの機体とその制御技術だが、これより大きい機体であっても技術的には「比例倍で応用できそうだ」（NECの担当者）とみている。

また、空飛ぶ自動車用に設計されたコンセプトタイヤ「エアロ」を日本初公開する。

「何もしないのはあり得ない」 全てNECの内製というわけではなく、サプライヤーの協力も得ている。

『第46回東京モーターショー2019』が本日10月24日、東京ビッグサイト／お台場周辺エリアにて開幕。

機体にはカーボン製モノコックを採用し、軽量化を図った。

性能についてはまだ詳しく明かしていないが、地上数十センチをホーバーしながら、高速道路を走れる程度の速度を出せるという。

既に実証実験は始まっている 空飛ぶクルマ? 「ドローンやヘリコプターと同じで、プロペラの回転により揚力を得ている」と片野氏。

Technologies（東京都港区）。

そのほか、子ども向けの体験コンテンツとして、アクセルを踏む感覚を体感できるキッズカート体験もあるようだ。

片野大輔社長 「エアモビリティ社会」については後述するが、まずはその中核となる「空飛ぶバイク」と呼ばれるエアモビリティについて触れておこう。

当社は、交通事故をなくすエアモビリティ社会の実現を目指している」。

AISINは自動運転によるバレー駐車を展示。