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2018年後半から2019年にかけては乱高下しておりましたが、好調な業績が確認され直近は210ドル前後で推移しています。
次の図は、世界の消費者向けのEC市場での売上高の推移(実績、予想)です。
一時的な要因でアリババの株価が100ドルくらいまで急落することがあれば、投資をしても良いかもしれません。
「中核コマース」事業の中でも中国小売部門は売上全体の67%を占めます。
近年では、16年に動画共有サイトの「優酷豆土」や東南アジアのEコマース「ラザダ」、家電量販チェーン「蘇寧集団」などに出資。
中国小売部門以外の中核コマース事業は、中国卸売、国際小売、国際卸売、Cainiao(菜鳥)物流サービス、カスタマーサービスの各部門が、それぞれ売上全体の2~6%の間であります。
株価の大幅下落により、水準は2016年並みにまで戻りました。
業績としてはいたって順調な同社ですが、今後の同社株価の推移は中国政府の政策や米中関係などのより大きなものに左右されてしまうのではないでしょうか。
8%増の564億元となっています。
コア・コマース事業…246. 19年6月時点で会員数12億人。
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業績が好調な時にこそ成長投資を加速させることで、株主や市場からの評価も高まり、 米中貿易戦争が終結に向かえば同社の株価は高騰する可能性は十分に考えられます。
年度 Mar-15 Mar-16 Mar-17 Mar-18 Mar-19 Mar-20 売上高 76,204. 19年には9月にジャック・マー会長が現職を退くことを表明。
6%の利益率となります。
ウィルスなど有害ソフトウェアへのリンクを含むもの• 同社は物流のCainiao(菜鳥)を連結し、投資が嵩んでいます。
中国では約8割のシェア(日本でいえば楽天に似ている)。
また、同社は海外向けにオンライン小売および企業向け卸販売も行っており、これが米中貿易戦争の悪影響を受けるのではないかとの心配もあるようです。
主な競合企業としてはテンセントが挙げられます。
前述のようにW杯の高視聴率で優酷の有料会員数は3倍増となりました。
しかし、2020年くらいを境に中国の人口はピークアウトして人口減の時代がやってきます。
5 倍位は増えそうです。
創業者のジャック・マー氏はアジア屈指の大富豪であり、ソフトバンクグループの孫正義氏と交流があることでも有名。
同社は売上高ではアナリストらによる事前予想を上回っていますが、non-GAAPベースのEPSでは下回っています。
海外取引部門も順調に伸びています。
詐欺や不良品・偽造品対策のために注文者がアリペイにお金を預け、注文者が配送商品を確認してからアリペイが出品者にお金を渡すシステム(日本でいえばヤフーオークションに似ている)。
それではマクロ経済、市場環境、そしてアリババ自身の企業分析の順に、マクロ的な視点からミクロ的な視点へと順をおってアリババの企業・業績分析をして今後の投資の判断をしてみましょう。
以下はCNY建の予想株価です。