何歳でも構いません。
かく言う私も、長いこと馬に対する憧れを持ちながら、ついぞ乗馬をする機会が持てぬまま半生を過ごしました。
ご挨拶 十和田乗馬倶楽部は、お金をかけた豪華な施設ではありませんが、必要な設備は一通り完備し、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会より優良乗馬施設の認定を受けています。
乗馬によって私の人生は一変しました。
友人の死をきっかけに、余生を悔いなく生きたいと思うようになり、長年の夢だった乗馬を習い始めました。
古くは『日本書紀』に記述があり、平安時代に宮中行事となって、その後に続く武士の時代には武芸の鍛錬に取り入れられました。
馬と親しみたい、馬に乗ってみたいと思う方は少なくないはずです。
疾走する馬上から鏑 かぶら 矢 や を射て、的に当てる「流鏑馬(やぶさめ)」。
かつて私がそうだったように、馬に対して魅力を感じる方は、ぜひいちど遊びにいらしてほしいものです。
誰でも、いつでも、おいでになって構いません。
(上村さんと流鏑馬の出会いや人となりについては、灯台もと暮らしの記事 がおすすめです) 日本の女性流鏑馬騎手の第一人者ですが、馬を一生の仕事にしようと覚悟が決まったのは意外にもたった7年前のことでした。
十和田湖町の道の駅「奥入瀬ロマンパーク」を過ぎたら、そこから約5kmで信号のあるポニー温泉交差点(上図10番)へ達します。
十和田湖町の道の駅「奥入瀬ロマンパーク」を過ぎたら、そこから約5kmで信号のあるポニー温泉交差点(上図10番)へ達します。
まず自分で馬を飼い始め、次にその馬の調教に挑戦しました。
立木を伐採し、皮をむき、重機を操縦して設置しました。
馬ができてくると、皆にも乗ってもらいたくなって、乗馬クラブを作りました。
私が乗馬を始めたのは50歳になってからです。
散策、やぶさめ、体験乗馬、講習会…といった色々な乗馬スタイルや催し内容に応じて対応できます。
一人でも多くの「馬好き」が、一人でも多く「馬乗り」になることを願ってやみません。
いくつかの建物や牧柵は、スタッフの手作りです。
奥入瀬川を渡ると十和田市内で、「紳士服のコナカ」の大看板が見えてきたら直後の交差点を左折してください。
あるいは、ここで生産した馬を宮内庁の御料牧場に献納し、ここで練習を積んだ障害者をパラリンピックに出場させたこともあります。
乗馬を教えるために公認インストラクターの資格も取りました。
その名も「桜流鏑馬」。