処方薬のアスピリンは量で効果が異なる 病院で処方されるアスピリンには、量によって効能が変わるという特徴が挙げられます。
通常、静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、脳血栓症などの治療や予防に用いられます。
アスピリンと他のNSAIDs薬剤との詳しい違いや、NSAIDsの仕組みについては以下の記事をご確認ください。
(40代開業医、脳神経外科)• また、1回2錠(40mg)を1日1回(就寝前)に服用することもできます。
(保管上の注意) 室温保存。
7.5. サリチル酸系製剤の使用実態は我が国と異なるものの、米国においてサリチル酸系製剤とライ症候群との関連性を示す疫学調査報告があるので、本剤投与中の15歳未満の川崎病の患者が水痘、インフルエンザを発症した場合には、投与を中断することを原則とするが、やむを得ず投与を継続する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察すること。
原則禁止• 熱感 (熱くなる)• ポイントのまとめ 1. このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
ひじき などがあげられます。
5). 糖尿病用剤(ヒトインスリン、トルブタミド等)[糖尿病用剤の作用を増強し低血糖を起こすことがあるので、糖尿病用剤を減量するなど慎重に投与すること(本剤(高用量投与時)は血漿タンパクに結合した糖尿病用剤と置換し、遊離させ、また、本剤は大量で血糖降下作用を有する)]。
(腎機能障害患者) 9. 血液をサラサラにする薬は、ビタミンKによって作用を弱めるといわれていますが、納豆が禁止されている薬は抗凝固薬のワーファリンのみです。
動物実験(ラット)で催奇形性作用があらわれたとの報告があり、妊娠期間延長、過期産につながるおそれがある。
2 N Engl J Med. アスピリン喘息• 処方薬のアスピリンの、抗炎症作用・解熱作用・鎮痛作用以外の作用を確認しましょう。
1.1. 消化性潰瘍の既往歴のある患者:消化性潰瘍を再発させることがある〔2. 以前はシロスタゾールが多かったですが、心不全に使えないので減りました。
両者の違いを簡単に言えば、血管が詰まりかけているけど心筋がまだ死んでいないものが狭心症、血管が完全に詰まってしまい心筋の一部が死んでしまったものが心筋梗塞となります。
消化性潰瘍• 15歳未満のインフルエンザ• アスピリン喘息又はその既往歴のある方• 19). タクロリムス水和物、シクロスポリン[腎障害が発現することがある(腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる)]。
再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少• 現在では新しいNSAIDsがたくさん発売されているため、古いアスピリンが用いられることは少なくなりました。
2. その他の副作用 1). 消化器:(頻度不明)胃腸障害、嘔吐、腹痛、胸やけ、便秘、下痢、食道炎、口唇腫脹、吐血、吐き気、悪心、食欲不振、胃部不快感。
少量であれば、問題ありません。
15歳未満のインフルエンザ• なお、症状により1回300mgまで増量できる• 新生児 0日〜27日• なお、眠気の副作用は報告されていません。
つまり、動脈硬化などを予防することができるのです。
アスピリンはさまざまな剤形で販売されていますが、 アスピリン バイエル や、 バイアスピリンは医師の処方がなければ購入することのできない処方薬です。
1.6参照〕。
(40歳代病院勤務医、循環器内科)• 併用すると作用が効きすぎて低血圧を招くことがあります。
胃や上部腸管で吸収されないため、同部位に負担をかけにくく、これにより胃腸障害の副作用が少なくなっています。
NSAIDsは炎症を抑えることにより解熱・鎮痛作用をもたらすお薬の事で、風邪の時の熱さましや腰痛などにおける痛み止めとして広く用いられています。
1.2参照〕[これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意すること(本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強されるおそれがある)]。
しかし再発予防のエビデンスがあるわけではないのです。
67%で副作用がでたという結果になっています。