この「限界消費性向」(c1)はグラフの傾きをあわらします。
「為替レート」(e)の「上昇」とは、自国通貨の「減価」(円安)のことです。
5Y で、I=60、G=50だとします。
政府支出をするとき、予算の均衡を保つため、その財源を租税から賄うことを考えます。
「資本移動が無い」場合、「BP曲線は垂直」の形になります。
次に、「c1・Y」を書き込みます。
この2つを結び付ける役割として分配面として「総分配」を考慮に入れます。
財政政策と金融政策の効果を分析します。
BP曲線 「BP曲線」(国際収支均衡線)とは、「国際収支」を均衡させる「国民所得」と「利子率」の組合せをあらわします。
縦軸の-aのところが切片です。
45度線分析では、この3つをグラフで示して、均衡国民所得の決定を説明します。
数学の「縦軸切片」の部分です。
これは、所得として分配された「Y」のうち、「限界消費性向」(c1)の割合だけ消費されることをあらわしています。
スポンサードリンク 均衡国民所得とは? 均衡国民所得とは上記のグラフのように赤い線である需要(Yd と 黒い線である供給(Ys が等しくなる国民所得をいいます。
言い換えると基礎消費の分だけ貯蓄が減ること意味しています。
これに L式を代入して、LM曲線式を求めます。
貨幣市場均衡式は、「 M/P=L」です。
供給Ysの方が需要Ydよりも高い位置にあるからです。
買いたいという需要量の方が売りたいという供給量よりも多いからです。
「国民所得が増加すると経常収支が悪化(マイナス)」することから、「減少関数」としてあらわされます。
この式の中で、「基礎消費」(C0)と「投資」(I0)は「Y」の値とは無関係に決まっているので、縦軸の部分に描きます(C0+I0)。
このモデルを「IS-LM-BPモデル」(マンデル=フレミング・モデル)といいます。
BP曲線は国際収支が均衡している状態の国民所得と利子率の組合せです。
2つのそれぞれ異なる限界消費性向を持った家計が出てきて、この場合に均衡国民所得を上げるにはどうすればいいのかということが聞 かれました。
表されるとき,生産物市場の需給を一致させる国民所得(均衡国民所得)を求めよ。
BP曲線の傾き BP曲線の傾きは、「資本移動の自由度」を示します。
以下、この2つの乗数効果を比較します。
7となります。
次のように表せるとする。
右上がりのBP曲線では、BP曲線より右下のエリアでは国際収支は「赤字」になります。
この時、同じく右上がりの形であるLM曲線との傾きの差が目安となります。
ここまでで説明した内容は、「」を式で表したものです。