他のサイトでも似たような感想が書かれていているものはあったのですが、何を伝えたいのかいまいちボンヤリとしている気がして、自分としてはモヤモヤとして読み終わった印象です。
切実に神様にお願いしたいことがある子も共感できるでしょう。
ナンシー先生についてまとめ、頼りになる大人の存在について考える。
(hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳). これを押さえることで、感想文がぐっと書きやすくなりますよ。
びりっかすと始の心の会話は、みゆきにもできるようになった。
なお、今回は読み始めれば本の内容にひきこまれやすいと思いますので、 読書シートはご用意しておりません。
いちばんおもしろいと思ったのは、神様に会うためにいろいろなチャレンジをするところです• 小児科病棟で病と闘っている子供達を日々見ているお母さんにとって、健康な竜也は手がかからず、自分で何でもやってくれる筈。
物語の中には、家庭の様子がほとんど登場しません。
作者自身その自覚があるのか?着地点がぶれて完成した作品のように感じられます。
出版社の内容紹介を読むと悲しい内容の本という印象を受けますが、実際にこの物語を読むと、もっとカラっとして展開が早い本です。
雄一がかみさまに会いたい目的としては強くなりたいという願いを叶えて欲しい その理由としては痴ほう症が出てきたおばあちゃんにたいしてついた嘘に対する後悔の気持ちが理由にあることが物語半ばで書かれています。
彼自身も大きな後悔を胸に秘めていて、その後悔から抜け出す一歩が踏み出せずにいました。
雄一 認知症のおばあちゃんを柔道教室に連れて行くのが恥ずかしかった。
主人公、雄一は亡くなった祖母に自己保身のためにウソをついて騙したまま死んでしまった自責の念に苦しみ、自分を恥じています。
友達との関係が広がる3,4年生の子にとっては、とても身近な話題なのではないかと思います。
「心の癒し」に何が必要か?との気付きを求めるのでしたら「許し」になるのだと思われます。
真っ暗だと怖くて眠れないような気がします。
お子さんはこの感覚に共感できるでしょうか。
うちのお母さんは、夜に出かけることはほとんどないし、出かけるときはおばあちゃんが来るので、夜にひとりになることがない など、反対の経験を書くのもおもしろい試みになります。
読み始めれば内容にひきこまれるのですが、最初の「読む」までのハードルが少し高いかと。
佐藤 ナンシー(さとう なんしー) 雄一と竜也が忍び込んだ屋敷の持ち主の若い女性で整形外科医。
ぼく(雄一)と竜也の性格の違いを読み取る 雄一と竜也の性格はまったく違います。
病室で会った主治医は佐藤ナンシーと言い、洋館で見た女性だった。
本のあらすじはほとんど解説しておりません。
ナンシー先生が洋館の掃除を手伝うなら横断幕を張っていいと言ったので、雄一が退院してから、竜也と一緒に洋館へ行った。
せっかく作ったのに、もったいないなと思ったけれど、おばあちゃんが毎朝仏壇に手を合わせるときに、ろうそくとお線香をたく。
おれ」と答える雄一。
さみしいきもちがある竜也と雄一が、神様にお願いをするのは良くわかる。
夕方、庭でバーベキューをしていると、竜也は「横断幕を燃やして神様へ届けよう」と言い、それぞれ願いごとした。
竜也のお母さんは、竜也のことをひとりにさせているけれど、きっと信じているからだと思いました。
まだそんな友達がいないなら、ぜひ、雄一と竜也みたいな関係になる友達をつくっていきたいとしめくくりましょう。
完成した横断幕をかけている時、偶然頭がい骨を見つけ、あせっていると 家の持ち主らしい外人のような女の人が現れ、ごまかしながら逃げた。