だから、どうか鎮守府に戻ってきてほしいのです…!」 涙にぬれた顔で、二人は元提督へと謝罪の言葉をかけるが、それ以上に彼は二人の眼が気になって仕方なかった。
楽しかったのも事実だし男に話してスッキリした」 男「幼馴染がそう思うんならそれでいいんじゃね」 男「つかお前今の話し聞いた限り家きた時のは空元気だったのか」 幼馴染「うっ、ち、違う…」 男「違わねーだろ。
続編:『』』. そろそろ届くだろう。
彼の手を取りながら、榛名と電は彼の顔を見て、嬉しそうに声を揃えて言った。
そして今、薬が切れ正気を取り戻した私たちは、提督に誠意をもって謝罪し、再び鎮守府へ戻ってきてほしいのです。
二人とも喜びを露わにしながら男へ駆け寄り、涙を流した。
さらに、テレビ局を通じて皆さんにお伝えしたいことがあると言っております!』 焦りを隠せないニュースキャスターの声。
その表情は楽しそうという様子は一切なく、涙を流し苦しそうな顔で叫んでいた。
そのために、彼は他所の鎮守府で使われていたという嫌われ薬をこっそり手に入れ、深夜に艦娘たちの食事に盛る。
「……一つだけ聞かせてくれ。
しかし、そこから先は散々だった。
私は元帥の秘書艦をしております。
とにかく人のいない場所へ身を隠そう。
98 ID:4JX4bhLC0 [chapter: 遠征!ドロップを求めて ] 提督「今の俺ならあんな奴等敵じゃねえ!ふははは!」 ナレーション『楽しそうですね。
むしろ、半年前までの私たちがおかしかったのよ。
どうやって帰ったかわかんない」 幼馴染「それでね、怖かったけどギャル男くんに聞いたんだ。
…………。
どうしてこんなに、怖いんだろう。
483• 提督「提督を…辞めて欲しい?」 元帥「あ、あぁ…実はね…艦娘と提督の立ち位置っていう話になって…」 元帥「今ってさ…全部君が管理してくれてるじゃん…」 提督「まぁ…そうですね…管理とはちょっと違うような感じもしますけど…」 元帥「私はさ、気にしてなかったんだけどさ…他の偉い方々が言うには」 一国の制海権、果ては制空権を担う兵器を、たかだか一人の男に一任させるとは何事か 元帥「って言われちゃってさ…」 元帥「提督君…古い付き合いだから、説得を試みたんだけどさ…」 提督「…早い話、艦娘全員を僕一人に預けるのは不安だってことですか」 元帥「…深海棲艦との戦争が終わって、今のシステムは」 提督「統率力が高いのが逆に仇になってるんですね」 提督「私が艦娘を引き連れて大きなことをやらかすかもしれない…お気持ちは分かります」 元帥「君が一言、断りますと言ってくれれば…」 提督「いえ、承諾しますよ。
ここから先は我々だけでこなす、貴様はとっとと失せろ!」 作戦の指示について耳を貸す者はなく、悪態をつかれる。
55 ID:M8P1amJ7P 男(何だろうな……) 男(俺は……お前の優しさにずっと甘えてる気がするんだ) 男(未だに彼女もいねーからか?) 男(一緒に帰る奴がいねーからか?) 男「……」 幼馴染「暗い顔なんて似合わないわよ」(約束……しそびれた。
傍から見ればとても過酷な毎日だったが、提督はそれを辛抱強く耐え続けた。
その上官が部下をほうって逃げ出したりしたら、それこそ示しがつかないだろ?」 「もし本当に危険になったら、その時は俺も逃げる。
だから皆さん、どうか私達にこれ以上の暴挙を働かせないためにも、提督の居場所を知っている方は大至急私達へ情報を提供してください。
だが、適性があるのは数百人に一人いるかいないかというほどの確率なので、彼も自分は選ばれないだろうと思っていた。
そんなことも分からないの!?」 「ず、瑞鶴……」 「ここにはもう、貴様の指示に従う者など誰もいない。
現に、自分の周りを囲む艦娘たちの瞳は光を宿しておらず、その目は愛しい提督の姿を映し出していた。
どうせ悲しい中身なんでしょ」ペラ 幼馴染「いちじゅうひゃくせんまんじゅうまんひゃくまんせ……」 幼馴染「……な、なにこれ。