せん妄が起こると、暴言暴力をふるうことがある 夜になると凶暴化! せん妄を起こしている患者さんは、普段の様子から想像がつかないほど攻撃的になることがあります。
病気についての理解がない周囲からは、怠けているとか、気合が足りないと見られることもあります。
問題になるのはSpO2が98%と高値の時。
まったく答えにはなっていないと思いますが、このような場合はやはり医師の指示が一番重要だと思うのです。
睡眠発作は30分ほどで自然に目覚め、起きれば気分はスッキリします。
・慢性の2型呼吸不全患者への高濃度酸素投与 ・感染症合併による2型呼吸不全の増悪 2型呼吸不全の原因は、呼吸中枢の抑制、呼吸筋、肺、胸郭障害による肺胞低換気。
家に帰りたい、帰ります、という言動がある• COPD患者に高濃度の酸素を投与すると、低酸素血症は改善するが、O2が充足したと認識した呼吸中枢は呼吸を弱めてしまう。
またはベンチュリーマスクにて24~28パーセントの酸素を吸入し、意識状態を保たせるようにします。
特にO2投与後に頭痛が起きたら要注意です。
ベッドの下に子犬がいる、ベッド柵に鳥がとまっている、などの幻覚を見ることもあります。
血ガスの結果Paco2が98と上昇しており、Co2ナルコーシスだと言われました。
唯一、COPD患者が呼吸を自発的に行う刺激になっているのは、 低酸素状態であることです。
特に昼夜逆転で、夜間徘徊し昼間ウトウトすることも特徴です。
高酸素血症は、長期間の高濃度酸素投与により、炎症細胞を介して気管や肺胞に影響します。
そして昏睡状態に陥るとても怖い病気です。
呼吸は生命に関わるものですので、綿密な観察の上、細やかなケアを実施していく必要があります。
低濃度・低流量酸素投与 呼吸不全を起こしている場合は、日常的に高炭酸ガス血症になっているので呼吸中枢の二酸化炭素への反応が低下しているので、酸素投与を行う必要があります。
もし仮に起こった時は、NPPVや挿管下の人工呼吸器で治していきます。
CO2ナルコーシスとはCO2による昏睡という意味です。
一般的には、集中治療室や術後状態で起こりやすい傾向にありますが、同じ年齢、同じ性別、同じ病態、同じ環境に置かれた患者さんでも、せん妄が起こるかどうか、起こり方も様々です。
じゃぁ、次そういう現場に出くわしたらどう直したらいい? まずは予防法です。
ソワソワして落ち着きがなくなってくる• つまり追加する評価は 「呼吸数」です。
IPAP:最低でも8 H2Ocm• せん妄状態は、言葉をかけても状況が理解出来ず、興奮状態で大声を出したり、医療者や介護者に暴言暴力をふるうこともあります。
せん妄は、直接原因、促進原因どちらか一方では無く、原因が複合的に作用して起こることがほとんどです。
呼吸性アシドーシスの血ガス結果 呼吸性アシドーシスは、 Phが下がって、PaCo2が上がる 特徴があります。
頭ごなしに言い分を否定すると 、せん妄状態が悪化する可能性があります。
神経筋疾患:ALS 筋萎縮性側索硬化症 、重症筋無力症など 一方、気胸など急激にCO2が貯まるものもあります。
せん妄を早めに察知する事、せん妄によって起こる危険を回避する事が看護師さんの役割です。