Q3:なぜ鼻閉は、社会活動や学習活動の低下と密接な関係があるのですか? 鼻閉によって、抑うつ気分、活動意欲の減退、記憶力や集中力の低下、感情の不安定性、社会的行動の異常などのような精神神経症状が示されることは、1990年代まで耳鼻咽喉科領域では否定的に捉えられる傾向にありました。
この粘液がたくさんできた場合に鼻水になり、場合によっては鼻水が喉に落ちて「後鼻漏」になってしまいます。
ちなみに殺人アメーバとして有名なフォーラーネグレリアによる原発性アメーバ性髄膜脳炎 PAM まで心配される方もいますが、フォーラーネグレリアは日本にもいるとはいえ主に河川や湖沼、温泉等の淡水が生息場所です。
副鼻腔炎(蓄膿症) 副鼻腔炎とは、鼻の奥の方にある副鼻腔という空洞に細菌が感染して、膿が溜まり炎症を起こしてしまう病気です。
たとえば、鼻閉、とりわけ慢性鼻閉(普段から常に幾ばくかの鼻閉が感じられる)の原因疾患として最もよく見かけられる鼻中隔彎曲症や肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔炎(蓄膿症)などの鑑別診断をしっかり行い、積極的にこれらの疾患を治療するように心掛けることこそが、鼻閉を根本的に治すための正攻法といえます。
左右の鼻を分けている軟骨 鼻中隔軟骨 は、日本人の約9割が曲がっている 彎曲 と言われています。
急性副鼻腔炎 鼻づまりや黄色いネバネバした膿のような鼻水が出ます。
これはコンプレッサーにより薬成分が含まれる液体を霧状にして噴き出し、入り組んだ形をしている鼻の奥の空間の隅々まで薬成分を届ける療法です。
鼻水の一部がのどに回るのは誰にもある生理的な現象ですが、その量が多くなったり粘りが強くなってべったり付着したりすると不快感を伴います。
部屋を加湿する 乾燥は鼻づまりをはじめ鼻の症状の原因となります。
ステロイドの点鼻も効果的ですが、長期間使うと副作用が出ることがあるので主治医の指導に従って使用するようにして下さい。
水道水は使わない アメリカでは鼻うがいによる死亡例もあるよう。
最後に、これを読んでくださっている方が、一刻も早くスッキリできますように!. ところが、点鼻薬の成分が徐々に代謝されて薄れていくにつれて、この効果も短ければ約2時間、長くても半日程度で消えていきます。
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その病態の特徴は、次の2つが挙げられます。
呼吸と自律神経との関係については、誤解が多いようです。
を参照してください 鼻血が出る 鼻の粘膜は毛細血管が豊富で、その血管が傷つくと出血し鼻血となります。
睡眠不足 鼻が詰まっていますから呼吸も困難で、なかなか眠れない状況になり、睡眠不足になってしまいます。
よく鼻の奥が詰まり気味なんですが、鼻をかんでも詰まっているのに出にくい感じで(出るときは一気に出る時も)逆に鼻の奥で息をふごふごとやりながら、咽を通して口から出すほうがスッキリしたりします。
しばしば、特に原因もなく出血することがあります。
くしゃみに加え、鼻水、だるさ、熱があるときにはによる鼻炎が考えられます。
副鼻腔炎は急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があり、慢性化した副鼻腔炎がいわゆる 蓄膿症になります。
鼻うがい後すぐには鼻をかまない 鼻うがい直後というのは洗浄水 生理食塩水や専用洗浄水 が鼻腔内のまだ少し残っている状態。
少なくとも風邪の初期段階から数週間以上にわたり、注意深くその臨床経過を追跡していくようにしましょう。