・出産・・・失う、流れる、落ちる、消える、早いなど• ・くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください• 目上の方に対して、敬意を表したいときに使いましょう。
・結婚・・・別れる、繰り返す、再び、重ねる、帰るなど• メールや手紙で書く際にも参考になる例文が揃っているので、書き方に悩んだ際にはぜひ参考にしてみてください。
現代においてはその謙譲語の名残としてメールや手紙で相手を敬う気持ちを表現する目的で使用されています。
相手に敬意を示すことが一番の目的なので、日本語の「宜しくお願いいたします」に近い表現と言えます。
平安時代、命令語の最後には「やらなければ畏れ多いぞ!」という意味で、「あなかしこ」と付け加えられました。
後付には手紙を書いた人の名前や書いた日付、宛先名を記したものでつい省略しがちですが、忘れずに書き込むようにしましょう。
(4)末文・・・結びの挨拶を記載します。
「急啓」は急ぎ申し述べることを表した言葉で、いずれもあわただしく走り書きした簡略な文書であることを指しています。
ちなみに、英語では現物の手紙を mail といい、電子メールは e-mail と読んで区別します。
「草々不一」と書く場合もありますが、「草々」か「不一」のどちらか一方を用いることが一般的です。
頭語を付けたい場合は、「一筆申し上げます」や「謹んで申し上げます」が適しているため、状況に応じて使用しましょう。
「かしこ」のかわりに「かしぐ」と書くこともできるようです。
もっと深い敬意を表すときは、謹白や謹言があります。
謹啓や謹言の位置 礼儀正しい手紙を書く場合、基本の構成要素は前文、主文、末文、後付の4つに分けられます。
この「拝」という言葉には古くでは、仏像、神仏、経典などの崇高な存在や高貴な相手に対して使用されている表現で、それが謙譲語として相手を敬う言葉として変化して使われるようになりました。
一方で、用件を簡潔に伝える必要のある「メール」では、使用を控えましょう。
まだまだ暑い日が続きますので、何卒ご自愛なさってください。
拝を使用する場面としては、拝啓・敬具を省略したメールや手紙の場合に「名前 拝」と使用するようにしましょう。
「拝啓」よりももっと改まった丁寧な頭語は「謹啓」を使用します。
ひらがなをかしこに使っているのは、女性が使う語句であるという説と日本でできた言葉であるという説があります。
また、女性限定の用語である点にも注意が必要です。
「結びの言葉」は、相手方の健康を祈る文やお礼やお詫びなどの言葉になります。
ちなみに男性はというと、昔から漢文で手紙を書いたので この言葉は使わなかったんだそうです。
平安時代、女性が手紙を書くといえば、ほとんどが男性にあてた恋文でした。
このとき、一文字下げて書き始める必要はなく、一行目の一番上から書きます。
さらに、「かしこ」は「かしこまる」とも同じ意味を持つと言われています。
本来誤用であっても、使う人が増えると徐々に通用するようになっていきますが、今のところはまだ「草々」が優勢です。
best、kind、warmなどの形容詞を伴うと更に親しみのある表現となります。