「差し上げる」は「与える・あげる」の謙譲語出典:photo AC「差し上げる」は「与える・あげる」の謙譲語です。
それを一方的に「だから来週電話してあげる」と言っていますが、相手側には何の恩恵もありません。
「ご連絡します」は「連絡する」を伝えるときに、1番シンプルな敬語です。
しかし、自分はへりくだらず、相手の立場を1段上へ高める尊敬語と混同しやすいのが難点です。
単に「ご連絡申し上げます」だけでも、相手への敬意をきちんと示すことはできます。
目上の人に対して使う際に向いています。
物をあげる場合 差し上げるは、物をあげる・差し出す際の謙譲語でもあります。
この表現は、「ご連絡を申し上げる」アクションを起こす、その動作主を指定できる点に特徴があります。
日常生活では 『丁寧な発言をすべきとき』に限って使うようにしましょう。
「連絡」• ご連絡差し上げてもよろしいでしょうか• 望んでいる情報を与えるため、相手側にメリットがあります。
したがって、「する」の謙譲語「いたします」を使い、「ご連絡いたします」を使うのがいいでしょう。
「差し上げる」と同様に、受け取り方は人それぞれですので、心配なときは「ご連絡お待ちしております」などと言い換えてください。
ただし、差し上げますの元になる動詞は『与える』です。
もしくは、紹介などがあり、アドレスを送ることができた。
などなど、たくさんあります。
相手に連絡をしたところで、忙しくて対応できない場合、連絡する日時に関してあらかじめアポイントを取っておくことも有効です。
シンプル故に伝わりやすいことがメリットですが、取引先やお客様へは丁寧語よりも謙譲語を使ったほうが良いでしょう。
「後ほどご連絡申し上げます」とメールした以上は、相手に連絡を入れることを約束しているのですから、その約束を破るようなことは、絶対にあってはいけません。
例2 ご連絡差し上げるべきところ、先にご連絡いただいてしまい大変恐れ入ります。
自分を相手より1段下に置くことにより相手を立てる表現で、下記のように用いられます。
でご連絡申し上げます 「ご連絡申し上げます」という文章だけでは「連絡します」という意味しか伝えることができません。
出典:photo AC同様に「ご連絡差し上げます」は正しい表現ですが、場合によっては上から目線になってしまうこともあります。
OKな例 ご注文になった商品は来週に順次発送される予定です。
例えば打ち合わせの内容を連絡して欲しいと頼まれた時に、自分が連絡をすることは相手にとってメリットがありますね。