また「幸甚」は、 「対応してくれたらこの上なく幸せです」といった相手を立てる表現にもなります。
幸甚の語源 幸甚の「甚」という字は、はなはだしい、度を超えているとい意味を持つ言葉です。
「幸甚です」は、「~をすることができて幸甚です」などのように、自分の行動に対して「嬉しいです」という気持ちを表現するというような場面では使用することができません。
覚えておきたい「言い換え」言葉 「幸甚」と類語を使った言い換えの例文をいくつかご紹介しておきましょう。
敬語「幸甚に存じます」の使い方 2つの使われ方 「幸甚に存じます」という言葉には、2つの使われ方があります。
2:ありがたく存じます 「ありがたく存じます」は「うれしいです」「助かります」といった意味で、感謝や喜びを表す言葉です。
「嬉しい限り」をメールで使わない 「嬉しい限り」という言葉を、メールや手紙などの書面で使うことは控えてください。
例文 「お中元のご挨拶代わりに、お菓子の詰め合わせを送らせていただきました。
「幸甚に存じます」の読み方・意味・使い方 「幸甚に存じます」は、「こうじんにぞんじます」と読み、「非常に幸せである」ことを表す表現です。
しかし、この上ない幸せや深い感謝の気持ちを相手に伝える言葉になるので、毎回のように使ってしまうと言葉の重みがなくなり、形式上の表現と取られてしまいます。
取引先などであっても、親しいわけではない• お客様の仰る方法でお使いいただけます。
ご紹介したように、「幸甚」は、メールや手紙で使用する言葉です。
ささやかですがお礼のお品をお送りいたします。
以下、9つ例文を挙げています。
使用する際の覚え方のコツとしては以下のように覚えておきましょう。
していただけるなら」のように「if」の後に「would」「could」を使い現実可能を低く言うことで謙虚さを表現します。
「幸甚に存じます」はある程度、使い方が決まっているので、先ほど上げた例文を参考にするとよいでしょう。
「この度はどうもありがとうございました。
しかし、普通にパソコンやスマートフォンで入力すると「じんこう」ではこの漢字はすんなりと出てきません。
臨機応変に類語を用いて、適切に文章を作成しましょう。
メールで使用する場合は、通常のメールなどで使うと硬い文章になり、かえって読みにくい内容になりかねませんので、丁寧な印象があるからと乱用せず、前後の文章の内容にあった使い方をしましょう。
また、今後とも変わらぬご愛顧を賜れば幸甚に存じます ・来週、ささやかながら祝賀会を催す予定でございます。
口語ではなくメールや文書で使う 「幸甚に存じます」はビジネス文書や公の文書、またメールなどの書き言葉として使います。
自分自身をへりくだった言い方であるため目上の人に対して使うことができます。
困っているところを助けて頂き、ありがたく存じます。
著名な文学作品の中で「幸甚」が使用されている文を抜粋しました。
相手や状況に応じて言い換える この2つが「幸甚」を使う際の注意点です。
「幸」は「しあわせ」という字だということはわかりますよね。