鎮静と震戦• これらは重篤な発疹が全身に出現する副作用であり、早急なバルプロ酸ナトリウムを中止し、入院による加療が必要となります。
; Cnaan, Avital; Shinnar, Shlomo; Hirtz, Deborah G. 抗うつ効果:効果は乏しい• 妊娠中<てんかん・躁病及び躁うつ病> 患者の属性に応じた注意喚起• しかし全く無いわけではなく、確かに時々あります。
自殺念慮のある躁うつ病の躁状態• リーマスも副作用が全体的に多く、治療域と中毒域が近いので注意が必要です。
双極性障害のうつ状態に効果がある薬としては、リーマス、セロクエル、ジプレキサ、ラミクタールの4つがあげられます。
ちなみに妊娠中の女性がバルプロ酸ナトリウムを服用すると赤ちゃんに奇形が生じやすくなってしまうのも、この4-en-VPAが関与していると考えられています。
また、それとは別にバルプロ酸ナトリウムが「尿素サイクル」という回路のはたらきを悪くしてしまう事も高アンモニア血症が生じる一因だと考えられています。
精神科領域では主に気分安定薬(気分の波を抑えるお薬)として双極性障害に使われたり、興奮を抑えるために使われたりします。
血液への副作用• またアンモニアはタンパク質(アミノ酸)が分解されて作られるため、アンモニアが高い時にはタンパク質の摂取量は制限する必要があります。
勤務先とかも入力する必要があるので。
他の気分安定薬に変更 まずは睡眠環境や習慣に関して、改善できることは見直していきます。
精神症状として多いのは、• 症状がみられたり、肝機能障害が慢性化する場合は、以下の2つを検討します。
そのためこれらのお薬は定期的に血液検査をし、血中濃度が高くなりすぎていないか見ていかなければいけません。
食欲増加・低下• があり、2017年にの保健製品安全庁と国民健康保険当局が共同で発表したバルプロエート(バルプロ酸ナトリウム)に関する予備調査をまとめた報告書によると、妊娠中に薬を服用した女性が先天性異常のある赤ちゃんを出産する率は、服用しなかった女性に比べて4倍高い結果を示した。
3-5.吐き気 バルプロ酸ナトリウムでの吐き気や下痢は、薬の飲み始めに認められることが多いです。
なお,高齢者,虚弱者の場合は特に注意すること。
エトスクシミド アミトリプチリン ノルトリプチリン 左記薬剤の作用が増強することがある。
エルカルチン(L-カルニチン)の投与• 厚労省の一般名マスタ「バルプロ酸Na徐放錠200mg」の備考欄に「先発品はデパケンR錠200mg/セレニカR錠200mg」という記載がある。
そのためこれらに該当する方でバルプロ酸ナトリウムを使用する場合は、より慎重に少量から開始したり、最初は血液検査を細めに行うなどの対処法が必要になるでしょう。
また,特有の顔貌(前頭部突出,両眼離開,鼻根偏平,浅く長い人中溝,薄い口唇等)を有する児を出産したとする報告がみられる。
バルプロ酸ナトリウムは独特の作用機序を持つお薬で、同系統のお薬というのは他にありません。
躁病および躁うつ病の躁状態の治療• 間質性肺炎,好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
経過をみながらリーマスとラミクタールといった形で、これらの薬を併用していくこともあります。
妊婦又は妊娠している可能性<片頭痛発作>• 具体的には、• 発作の 発症抑制• 1.各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)及びてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療:2.躁病及び躁うつ病の躁状態の治療:1日量バルプロ酸ナトリウムとして400~1200mgを1日1~2回に分けて経口投与する• 1.バルプロ酸ナトリウムの副作用の特徴 バルプロ酸ナトリウムの副作用にはどのような特徴があるのでしょうか。
体質的に急激に肝機能障害が生じることもあるので注意が必要です。
いずれの方法にしても剤型を切り替える際は、必要に応じて血中濃度モニタリングをしながら慎重に投与方法を決めてください。
これが肝機能障害の原因なのではないかと推測されています。
(重要な基本的注意) 1.本剤で催奇形性が認められているため、妊娠する可能性のある女性に使用する場合には、本剤による催奇形性について十分に説明し、本剤の使用が適切であるか慎重に判断する。
ラミクタール(ラモトリギン) 副作用の頻度や安全性について比較すると、以下のようになります。
Siemes H, Spohr HL, Michael T, Nau H September—October 1988. 勤務先情報を登録しますが、勤務先に電話とかがかかってきたり、本人確認が来ることはないでその点は安心してください。
どっちでも良いと思っているのかもしれない。
欠乏症 、など カルニチン欠乏症については「」を参照• 1) 重篤な肝障害のある患者 2)カルバペネム系抗生物質の併用 3)尿素サイクル異常症の患者 4) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性 バルプロ酸の投与では 肝障害に注意が必要です。
症状としては、傾眠、黄疸、悪心嘔吐、出血、けいれん発作などが認められます。