だが、最初の1回がいつの日か、人生を壊す結果につながるかもしれない。
2018年7月 千葉県 判決を待つ保釈中の原裕美子さんは、 精神病院で万引きを止める治療を続けていました。
あとは保護司さんもすごく良い方なので、電話やLINEをして話を聞いてもらっています。
故郷である中国を離れ、日本の学校での暮らしに不安を抱きながらも辛抱して真面目に通う。
こうして裕美子は、夜な夜な好きなものを好きなだけ食べて、全て吐くことで 体重をコントロールするようになった。
2005年、初めての挑戦となったフルマラソンでいきなり優勝! 料理が好きで笑顔が素敵なチャーミングな女性。
万引きによってすべてを失ったマラソンランナー、原裕美子。
刑務所にいる施設で知り合った男性のことを一番大事な人と語り、手紙のやりとりをし、 万引きすることもなくなり自分の病気も治ったのかな・・と語る原裕美子氏。
それ程までに体重管理は厳しかったのだ。
のちに、彼女は「自分だけバカみたい」と悲しそうに語っています。
この病気に終わりはないと思いますが、支えてくれる方に感謝して共に歩いてほしいと思います。
一番大切な男性の出現 彼女は、 同じ施設で知り合った男性と、心通い合わせる仲になります。
努力をする才能もあると思うので、努力して二度と犯罪を犯すことがないように 期待しています。
高速道路のインターに向かう途中だったらしい。
結局、有罪判決を受け、実刑。
そんな時、たくさんの病気を抱える同年代の福田さんの堂々と生き生きとしている姿を見て感銘を受けました。
万引きは日常生活のなかで耽溺していく特徴があるので、比較的女性のほうが家事労働を担うことから買い物に行く機会が多いことも一因といえます。
親の葛藤、子供の気持ち。
原さんの故郷は栃木県足利市。
そう強く思い、この日以来、万引きの衝動は治まった。
今後、更正施設を出て自立してゆく姿も見てみたい。
なかなか難しいかもしれないけど、勇気を持って、信頼できる人に心に抱えてる辛いことを話して欲しいです。
可能性を開くのは患者本人である。
このとき財布には1万円以上が入っていた。
彼女の場合は過食に走ってしまったんですね。
ありがとうございました。
番組では昨年12月に原氏に判決が下るまでの約半年間、密着取材に成功した。
万引きランナー原裕美子の密着取材でわかったこと 2019年4月「ザ・ノンフィクション」番組「万引きランナーと呼ばれて」で、 マラソンランナー・原裕美子氏(37)への密着取材番組が放送されました。