筆者の予想は、「本能寺の変のあと、超高速中国大返しで、秀吉が今まさに迫らんとするときに、麒麟が舞い降り、光秀を戦のない家康の世にタイムトリップして連れてゆく。
以上から、家康がキーパーソンであり、その天下をとった時代に光秀が貢献することに必然性があります。
光秀は「丹波の山奥に潜み、今も生きている」という噂が…。
さすがにあからさまに示唆していないが、そういういろんな「遊び」を取り入れた最終回だった、と見るのがいいのだろう。
だから「信長死してのち」の光秀は、描かれなかった。
史実かどうかはさて措き、このドラマにおいては「信長にとって光秀は特別の存在」であった。
大事な人を殺すのは、「刺し違える覚悟」を持たないとできない。
「麒麟(を誰か)が(連れて)くる」から「麒麟(を自分)が(連れて)くる」へ。
驚きの『麒麟がくる』最終話「明智光秀は生き延びる」 『麒麟がくる』の最終話は「本能寺の変」であった。
4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と好評だったものの、物語の結末に対しては賛否の声が寄せられている。
Contents• それでこそ、麒麟がくる「完」。
「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめる光秀に、「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と信長は冷たく言い放つ。
徳川家康役の風間俊介さんは、「この物語の着地点に動揺を隠せなかった。
駒は、火災現場から少女を救出した光秀に向かって、幼い頃、同じように火災に遭った自分を助けてくれた人物(後に、光秀の父だったことが判明)から聞いた話として、次のように語る。
魅力に満ち、天下を変える力を持った信長であったが、どこかで何かを間違えてしまった。
新しく、珍しく、魅力的な説である。
コロナの感染防止策として収録が休止されたこともあり、年をまたいで最終回を迎えた同作。
だが、いつまでたっても麒麟が現れる世は訪れない。
明智光秀は「天海」となって徳川家康を補佐したのか 「明智光秀は、のち天海となり、徳川家康の知恵袋として長生きし、徳川幕府二百数十年の平和の土台を築いた人物となった」という「歴史としては爆裂な妄想」の可能性を少し残した終わり方でもある。
毛利討伐の陣中にいた秀吉は、光秀が信長を討つことを知り、「やればよいのじゃ。
2%だったそうです! ちなみに、全44回の期間平均視聴率は関東、関西地区ともに14. 最後迄つまらない駄作だった。
光秀の生死は視聴者に任せるとチーフプロデューサーは語っていましたが、 終わり方について世間の反応はいかがだったのでしょうか? 信長役の染谷さんが「信長は終始一貫して十兵衛ラブなんです」と言っていたのがよく分かった最終回だった。
消化不良の視聴者が多い中、次週からは新作「青天を衝け」がスタート。
明智は織田の機嫌を損ねてしまい、饗応役の任を解かれてしまう。