穿刺しますので、処置の際に出血や感染してしまうことがあります。
看護にあたって最も大事なことは、処置後も注意深く観察して、合併症の早期発見に努めることだといえるでしょう。
(3)症候性骨髄腫 血液や尿中のMタンパクと骨髄腫細胞が増加し、骨髄腫による臓器障害があります。
具体的な看護計画は以下の通りです。
また、造血幹細胞移植ではGVHD(移植片対宿主病)が起こることがあり皮膚や肝臓、腸にその症状が出ます。
患児の協力が得られないときには、鎮静薬を使用することもあります。
骨髄針の抜去の方法 以前、私が困った事例で、救急の場では骨髄針を入れて緊急的な処置をして検査等に行きました。
ということは、循環動態が落ち着き、静脈路や中心静脈路が確保されたならすぐに骨髄路の使用を中止すべきです。
使用済みの針・血液・体液で汚染した物品を、マニュアルに沿って安全に処理する• 成人では、大腿骨遠位部、脛骨近位部、脛骨遠位部、上前腸骨棘、上腕骨近位部、内果、橈骨遠位端に穿刺されます。
乳幼児でオムツをしている場合は新しいものに交換しておきます。
サージカルマスク• 穿刺部位の観察(出血や血腫、疼痛、排液の性状と漏れ、発赤や腫脹など)• 移植を受ける患者の看護は化学療法を受ける患者の看護の延長とも言えます。
その後の治療効果にも影響 するため、できるだけ早い段階で信頼関係を築くようにしましょう。
同種骨髄移植や自家末梢血幹細胞移植、臍帯血移植などその種類も様々です。
血液内科が他科と違う最大の点は 患者の入院日数の長さです。
また、治療や副作用への不安が出現するため精神的フォローも必要です。
小児:年齢により穿刺部位が異なる 移植のための骨髄液採取の穿刺の場合、十分な細胞数を確保するため、後上骨棘を穿刺する• 引用元: 2-6、穿刺部位の固定 廃液バッグとの接続に際して、まず穿刺部位を滅菌操作で固定して抜けないように確認します。
同意書の確認• 専用スピッツ(骨髄穿刺用小チューブ)• 悪性腫瘍の骨髄転移• 骨髄繊維症• 検体容器(検査項目に応じて必要な種類・数を準備)• 穿刺した排液の量と性状を観察し、記録する 胸腔穿刺の場合、穿刺時息を吸うと胸腔内に空気が引き込まれるリスクがあるため、呼吸を止めるタイミングは医師の指示による• 腰椎穿刺は一般的な髄液検査の一種で、別名ルンバールとも呼ばれています。
1、腹水穿刺とは 腹水穿刺とは、腹腔内にカテーテルを挿入して腹水を排出する処置です。
・骨髄に針が届いて吸引するときの痛みは局所麻酔では抑えられないため、痛みが生じることを患者に伝えておくとよい。
(1)造血抑制 これにより貧血や白血球減少により易感染状態、血小板減少により出血傾向が高くなります。
看護記録には、実施した時間、髄液の性状・髄圧、検査中とその後の患児のようす、穿刺部位の状態など記載しましょう。
jdepo. そのような場合には、さらに家族へのケアを強化する必要があります。
ただし、造血幹細胞移植でも抗がん剤を用いた時と同様の副作用が生じます。
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