ブルーと尾びれのイエローのコントラストが美しく、いかにも熱帯の海水魚といった感じの美しい体色です。
プロテインスキマーという設備があればこの水換え作業を必要としない環境を作れるので余裕があれば設置をオススメします。
幼魚の頃は群れで泳いでいますが、成魚になると縄張り意識がかなり強くなり、性格の弱いものや体の小さいものを虐め抜きます。
観賞魚店ではひとつの水槽に多数の個体が入れられています。
私の経験ではシリキは逃げ足が速く物陰に隠れるのが得意ですから、元気ならそれほどいじめを苦にしません。
水深1~16mのサンゴ礁や礁湖内に生息する。
体調にも影響が出てきてしまうと思いますので、必ず水槽環境は正常に保つようにしてください。
このサイズのカクレやシリキが入っている水槽に入れて、元気に餌を食べるような個体に当たる確率は相当低いと思います(…というか順番が後で一緒に入れて平気な個体が居るとは思えない…)。
サンゴには概ね無害。
また日本の本州沿岸に生息するのはほとんどがソラスズメダイで、ルリスズメダイは本州ではほとんど見られません。
シリキルリスズメダイは海水魚の中でもかなり丈夫な種で、輸送中に弱ることはありません。
(現在は回復しています) 結局、同水槽内に産卵用容器を設けシタキリを1ヶ月程隔離し、元に戻したところ攻撃性は緩和されましたが、それでもデバスズメに対しては現在でも攻撃を仕掛けます。
オヤツ感覚で冷凍ブラインシュリンプを与えると喜んで食べますが、ずっと人工飼料でも問題はありません。
スズメダイの飼育環境 スズメダイは、一般的な海水魚が飼育できる設備でしたら問題なく飼育ができます。
体長は成魚でもあまり大きくなりませんので、30cm水槽でも十分飼育が可能です。
デバスズメと比較して、若干 小さめ デバスズメが4~5cm程度の個体が主流なのに対しこちらは大きくて3cm程度 であることと、 濃いブルーの体色であることが大きな違いであるといえます。
人気の理由として、 エメラルドブルーの美しい体色、 丈夫で餌付けの心配も無し、大きくなりすぎず、 価格も安値とありますが、一番大きな理由として スズメダイなのに群泳が可能という点でしょう。
筆者は90cmのサンゴ水槽でこの魚とデバスズメを混泳させていますが、特に喧嘩はしていません。
分布 西部太平洋を中心 価格 100円~350円程度 餌付け 容易で粒餌等にすぐに餌付いてくれます。
多種との混泳やサンゴ水槽のアクセントにも最適です。
もし調子を崩している場合は飼育環境が相当悪いともいえますので魚の入れすぎや、飼育している設備、水換え方法に問題がないか見直すことが必要です。
その他 観賞魚として飼育される。
よほど状態が悪いものでなければすぐに配合飼料を食べてくれるはずです。
ただし他の海水魚を混泳させる場合は注意が必要です。