" Advances in Virology, doi:10. 環境微生物学を専門とする筆者からすると、「なにを今さら! ウイルスが紫外線に弱いことなど当たり前のこと!」と考えた次第です。
ただ、新型コロナウイルスが乾燥したほうが感染力が減少するのか、加湿して相対湿度を上げたほうが感染力が減少させるのか、その評価はまだ定まっていない。
湿度が高ければ、ウイルスを含んだ飛沫やエアロゾルが空中に長く漂う割合が減る。
日本も世界の感染者数の増減と同じ傾向を示し、このことから1月に発出された日本の緊急事態宣言が果たして奏功したのかどうか検証が必要だろう。
また国内では、感染者が周囲の人にほとんど感染させておらず、特定の人からのクラスター発生が疑われる事例が複数見られることから、感染経路として密閉・密集空間における飛沫感染やエアロゾルと思われる吸入感染がメインであることも分かってきた。
ヒト(ディフェンス)と新型コロナウイルス(オフェンス)との闘いにおいて、夏季の気象条件は、ヒト側に有利に働くことは間違いありませんが、夏季で終息するとは思えません。
重症患者に独自の基準を設ける東京都は今月11日時点で38人。
図19 図19で、各レベルを色分けして示しました。
住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードを確立することを目標に掲げ、2015年には「家づくり せやま学校」を開校。
ぜひ参考にしてください。
また、絶対湿度が高いことは、感染経路であるヒトの喉や鼻が乾燥せずに湿った状態が保たれることによって、ウイルスの侵入をブロックすることにも繋がります。
このデータは、日本の夏季(6月~9月)の気候は、確実に新型コロナウイルスの拡散を阻止することを意味しています。
夏季の6月~9月を赤枠で囲いました。
たとえば鼻の粘膜の湿度が保たれていれば防げたはずのウイルスやアレルゲンの侵入を許してしまうことに。
また、絶対湿度が高いことは、感染経路であるヒトの喉や鼻が乾燥せずに湿った状態が保たれることによって、ウイルスの侵入をブロックすることにも繋がります。
万が一ウイルスが付着していたとしても死滅させるので、接触感染を防ぐことができます。
そこで今回は、新型コロナウイルスと気温の関係性について解説します。
【2021年4月追記】気温との関係があるとは明確には言えない 新型コロナウイルスの感染が全世界で拡大しはじめてから約1年がたとうとしています。
日本の高温多湿のジメジメした暑さと熱帯地域のカラッとした暑さとは異なる気候条件です。
そのためには、 室内に温湿度計を設置しておくと良いでしょう。
4日の35人から微増だが、この1週間で新たに人工呼吸器を装着した人は19人に上った。
1立方メートルの空気の中に含まれている水分量の目安。
飛沫の吸湿の状態が変わる臨界相対湿度は55. 2000年、ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。
ただ、温度湿度に関しては個人意見ではありますが、 ここでちょっとまとめてみたいと思った次第です。