いまや、至るところで目にするようになった「断捨離」という言葉。
クローゼットも、リビングも、キッチンも、財布も、考え方は同じことです」 お金をエネルギーとして考える ———ついつい、財布だけに意識が向いてしまうといいますか、中身のお金は別で考えてしまいがちですが、俯瞰してみればモノで捉えられるということですね。
モノの流れ、時間の流れを理解すると気づくことがたくさんあります。
そんな私たちが、家を軽やかに住み替えていくのはよほどの意識改革が必要となっていく>ってね。
ここに自分の居場所はないと感じている夫と、ここは自分の思い通りどおりの居場所でないと思っている妻と。
1954年東京都生まれ。
取材・文=つるたちかこ 写真提供=岡本卓大. <家族が拡大していく時期は大きな家が必要だけれど、家族が縮小すれば、大きな家はかえって住みづらく暮らしづらい。
もうひとつ出入りが頻繁な場所は玄関ですが、特に見過ごされがちなのは靴箱。
第71回目は、 都内の1DKのアパートに1人で暮らす 59歳のたえこさん。
そうですね、かつては、夫の不機嫌に、じっと息を潜め続けてきた多くの妻の立場に、それこそ、おおいに同情し憤慨してきたけれど、自己主張の激しい妻の不機嫌に、心穏やかではいられない夫たちも多いのですね。
NHK「クローズアップ現代」• 排泄環境を毎日清潔に、簡素に整えることで味わえる清々しさは格別です。
いつもこの状態ですよ。
じつは私も屋根裏の隠し部屋にまとめてアルバムや年賀状をしまい込んであるので、これから取りかかります。
言葉で説得するよりも、きれいに片づいた空間を目の当たりにして、その使いやすさ、気持ちのよさを実感してもらうほうが近道ですよ。
「私の部屋選びの第1条件は眺望。
物理的な居場所もなく、当然のことながら、心理的な居場所もなくて。
元木:そして、病気になります。
毎日やらなきゃいけないことだから、断捨離にタイミングはありません。
『これは捨てても大丈夫』『これは手放しても生きていける』と」 ———以前の緊急提言でも教えていただきましたね。
旅先で出会ったこちらは「私の同居人」と、やましたさん。
突然、配偶者を失うかもしれないし、子どもは独立していく。
Kさん:なるほど、そう返せばいいんですね! 捨てることはものを生かすことでもある…。
余白の美が大切ですね。
ではこの断捨離に、どんなイメージをもっているでしょうか。
住空間も同じで、入ってきたら出して代謝していかないと機能不全に陥ります。
先ほどクルマに例えましたが、タンクにガソリンが満タンでも、行動しなければ車は走りません。
必要ないものや使わないものを手放せば(断捨離すれば)、本当に価値があるのを見出すことができ、ハッピーライフを送れるということを提唱されているようですね。
さあ、また問題です。
テレビ朝日スーパー「スーパーモーニング」• お葬式から帰る道すがら、私は先輩講師にふと、尋ねてみました。
それが家族に自然と伝わるんです。
BEFORE 「もったいない」にとらわれてストック品を捨てられなかった土屋さんは、洗面所からスタート。
「お金を得る方法は知っていても、出し方・使い方を知らない人が多いですよね。