鎮静薬を点滴しいったん落ち着くが、苦痛が再燃。
図4嘔吐を引き起こしやすい部位 挿入にあたっては患者体位に十分配慮し、嘔吐に備えて近くに排液盆などを用意する。
鼻翼での固定は、7cm程度の長さのテープの中央に切り込みを入れて、それを巻き付けるようにして、留めると良いでしょう。
4メートル程度です(経鼻的なイレウス管より遥かに短い)。
ちなみに、「マーゲン」「ゾンデ」はドイツ語、「チューブ」は英語です。
TPNはtotal parenteral nutritionで完全静脈栄養、一般的には 中心静脈栄養、 高カロリー輸液のことを指します。
図2経鼻胃管挿入時の角度 2 留置部位 通常、仰臥位では胃底部背側が最も低位であり、胃内容物はここにたまりやすい。
患者の姿勢で排液流出が左右される場合は、排出しやすい体位をとり、定期的に吸引することもよい。
うまくいけば閉塞部位の手前まで到達するため、 拡張した小腸全域の減圧ができます。
「注射器で空気を注入し、その空気音を心窩部で聴取できれば胃管が胃内にある」と判断することは推奨されない。
2 経鼻胃管留置中の合併症 咽頭の異物感による患者不快、嚥下障害による誤嚥 咽頭を通過するドレナージ用の胃管は、通常12~14の太さがある。
正確な病態把握のためにも、 誰が見ても便の性状がわかる方法で記載すべきです。
また、咽頭に達した際スムーズに胃管が進むように、嚥下動作の協力を得る。
また、この他にもEDチューブ、NGチューブがあったり、一体何が違うの?と思うかもしれませんね。
また、 内服薬を破砕・懸濁し、チューブから注入することが可能です。
3 ドレーンの選択 サンプ型ドレーン:二重管構造で内腔が閉塞しにくいため、胃内容の吸引、とりわけ持続吸引に適している。
ピンポイントの数字より、 トレンド(傾向)の把握が大切です。
体格によって長さは異なりますが、 おおむね50cm〜60cm程度で固定することが一般的です。
詳細は以下の記事もご参照ください。
管理方法について コロレクタルチューブは手術を見越して留置するため、 長期間の留置は普通行いません(せいぜい1週間程度を限度とする)。
先端のバルーンを膨らませることで、留置した後も 蠕動運動で自然に肛門側に進んでいきます。
レビン型ドレーン:単管構造で、薬剤や栄養剤の注入に適している。
もともと毎日1000ml出ていた人が300mlに減少すれば改善と考えますし、逆にもともと100mlだったのが300mlに増加すれば悪化です。
サンプ効果を持たせた2Wayタイプのシリコーン製ドレーンチューブです。