帆高が向かうのは、陽菜が晴れを祈った廃屋ビルの屋上。
つまり、 ・何らかの悪いエネルギー(悪想念、邪気、因縁、業)が溜まったら、 ・それを浄化するために雨が降る というイメージです。
ranking-title02,body nts-style. 映画『天気の子』ネタバレ感想と解説 C 2019「天気の子」製作委員会 新海監督が作品をつくるうえで、 「音楽」をことさらに重要視しているのはよく知られており、今作においてもプロデューサーの川村元気氏がこう語るように、「歌詞」からインスピレーションを受けたことは隠されていません。
wide-layout ul, main-contents-one post-bottom-widget. 』特に『愛にできること~』を聴いて、この映画のメッセージそのものだと確信できました。
Contents• 「この人の大丈夫に、自分がなりたい」 「大丈夫(Movie edit 」という曲はこの「天気の子」のための曲であり、帆高(ほだか)陽菜(ひな)の曲だ。
帆高は、陽菜と彼女の弟の凪と逃亡したさきのホテルで、幸せな一夜を過ごした翌朝、安井と高井に捕らえられてしまいます。
」と違って、 結構ドロドロした部分を描いています。
そうしてすべての人が、そんな自分だけの「世界」をもがきながら生きている。
そして、「天気の子」は、 映像はさすが!と言える美しさです。
そして誰もがかけがいのない大切な人がもがく姿を見た時、 「この人の大丈夫に自分がなりたい」と願っている。
帆高が家出をした理由は、映画の中では詳しく触れていません。
kaisetsu-box1:after,body nofont-style. 陽菜が晴れ女になった神社に行けば会えるかもしれないと走る帆高。
もう一度、映画「天気の子」を観たくなりました。
これで本当に良いのだろうか。
映画「天気の子」は、新海監督と RADWIMPS ラッドウィンプス)の音楽担当 した野田洋次郎さんの絶妙の天才コンビ がなした作品である事が理解できた。
ただ、こうなるには、 「人柱に変わる、何らかの代償を支払った」 と視聴者が納得できる理由が必要です。
完全にネタバレになりますが、• そんな風に変えてしまったのは、自分。
しかし、その代償は彼女自身。
一方的に殴りつけられる帆高。
ひとり娘に会うために晴れにして欲しいと。
wide-layout, main-contents-one post-bottom-widget. 結論からいいますと、それは 「少女」ではなく「国」の危機に対処するための正義です。
そして、東京の一部は浸水。
『世界が君の小さな肩に乗っているのが僕にだけは見えて』 帆高には、ハッキリと陽菜がいまだに背負い続けているものがわかったはずです。
つまり陽菜は自分に力はなくなったことは分かっていつつも、自分のせいで降り続いてしまっている雨に責任を感じて毎日祈りだけでも捧げていたのでしょう。
小説の方ではキャラがどんな環境で育ってきたとか、どんな状況にいたのかなど、細かい設定を知ることが出来ます。
家出少年と、弟と2人で生きていこうとしている陽菜。
帆高は陽菜に会いに行きます。
important;padding-top:4px;box-shadow:0 0 1px rgba 0,0,0,. サブタイトルは「Weathering With You」意味は、 今の天気とあなた。
帰る場所もない 帰りたくない 帆高と児童相談所に連れて行かれてしまうのは嫌だと思う陽菜。
新海監督の作品といえば、「別れ」「悲恋」といったイメージがありますが、大ヒット作品「君の名は。
洋次郎さんが、歌詞という形を通して、新海監督のメッセージを語ってくれていたのです。
つまり帆高は、 現実の世界は大丈夫とは言い切れないということを自覚しながらも、それを軽やかに飛び越えるように「大丈夫」と意気込んでいるのではないでしょうか? 以上のような考えは、 『小説 天気の子』の「あとがき」、および RADWIMPSの『大丈夫』という楽曲を読み解いていくと、さらに説得力を増すと考えられます。