一方で、「生きていさせる」「命を保たせる」などの意味で使用する場合、「活かす」ではなく「生かす」になります。
履歴書などでも自分の強みをアピールしたい場合は人が持っている特性を使うという意味合いを強く持つ「活かす」を使うことが一般的です。
「生かす」を使った例文 先述したように、「生かす」は「殺す」「死ぬ」の対義語であるため、生命の意味合いが強く含まれます。
公文書などの固い文章以外で経験を活かすという漢字が書かれる理由は、生命を連想させる「生きる」よりも物事を活用するなどで使われる「活きる」という漢字表記の方が、経験をいかすという言葉のイメージに結びつきやすいからだと言われています。
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活用する、有効に使うという意味では、「生かす」と「活かす」のどちらも用いることができますが、「生かす」の場合には無駄にしないというニュアンスが、「活かす」の場合には能力を存分に発揮させるというニュアンスがあるといえます。
具体的な数字や、取得した資格名、獲得した賞などがあると、説得力がさらに増します。
「長所を生かす」ではなく「長所を活かす」の方が一般的 「長所をいかす」という言葉を使う場合の漢字は、「活かす」が正しいとされています。
それ以外にも、その会社に関する具体的なエピソードを盛り込むと志望動機の説得力が増すと言われています。
「活かす」は能力や経験について表す言葉 「活かす」は、これまでの経験、成功や失敗、自分の持っている能力を何かの役に立たせる時に使います。
そのため当面の間使う用の文字として当用漢字が定められました。
生きていさせる。
適切な言葉を使うことで応募先へ語彙力をアピールすることができるかもしれません。
「生きていさせる」「命を保たせる」という意味になるので、「生」という字が含まれる「生かす」が適切です。
監修者プロフィール 吉川 智也(よしかわ・ともや) 1988年北海道生まれ。
「活かす」を使用する代表例は? 知識や経験などを表現する場合、「活かす」を使用する例が多く見られます。
一流企業の定義や入社するメリットを紹介している記事です。
なぜかというと、 「生かす」という言葉は 「活かす」の意味も含んでいるため。
一番いいたいことを最初に持ってくるという方法は、自己PRだけでなく、ビジネスシーンのさまざまな場面で使えます。
公文書などの固い文書には経験を生かす、それ以外に普段の生活で使う際には経験を活かすが使われるという傾向を把握して自信をもって使いましょう。
この「生きる」という漢字は 「生命を保っていて、生存している状態」のことを意味します。
「生かす」は 「生命を復活させたり維持させること」です。
「活かす」の使い方には注意が必要なのです。
適切な言葉を使うことで応募先へ語彙力をアピールすることができるかもしれません。
辞書などでも並列に扱われていることから、あまり迷いすぎずに自分がその場に適していると思う漢字を使うのがいいでしょう。
常用漢字は、法令や公用文書、新聞や放送などで使用され、一般的な社会生活における使用の目安となります。
ただ、「活かす」は「生かす」にできますが、その逆には注意が必要です。
活かすの使い方 「活かす」は物や状況にたいしての限定的な場面でしか使えません。
上記のように 「活かす」の使い方は限定的です。
生かすの意味 生かすとは 「生かす」とは、「生きる」(いきる)という漢字を使っています。
では、経験を生かすと経験を活かすにはどういった違いがあるのかを見ていきましょう。
また、生きている状態を指す「存命させる」「存生させる」なども「生かす」の類義語として使えるでしょう。