いつから、といった基準になる日時や時期などは明記されず 起点が現在であるという点が他の言葉とは異なる点です。
正しい日本語として以降が含む範囲 正しい日本語として以降が含む範囲とは、どんな意味になるのでしょうか。
いずれの場合も「それより後」という意味です。
「以上」「以下」「以前」「以降」など「以」という文字がつく言葉はたくさんあります。
「これからもずっと」という継続のニュアンスのほかに、「その次もまた同じように」という反復のニュアンスも含まれます。
以後と以降と以来の違いとは? 一見、それぞれに大きな違いは 無さそうなこの3つの言葉ですが、具体的には どのような違いがあるのでしょうか。
たとえば「7月5日以前」であれば7月5日も含まれるということです。
(対象を含んだ前を示す。
これは「後ろ」や「後方」という意味ですね。
皆さんも「以前」と「以降」は含むということを覚えておきましょう!. 「 以下」は「いか」と読みます。
「時速60kmを以て速度超過とする」という条文は、時速59kmまではセーフだけど時速60kmは違反だよ、ということを示しています。
また、「会うのは結婚式以来だね」 という会話でも、結婚式の日に会って いるので当日は含まれます。
以後と以降の含む範囲の違い 「以降」と同じような言葉で「以後」という言葉があります。
その後:ある事があったあと• つまり、「20歳未満の飲酒は違法」と言った場合には20歳は含まれないため0歳~19歳は飲酒をすることができません。
これは時間でも同じなのです。
特にアルバイトなどの場合は、曜日ごとに出勤できる時間帯が異なる場合、「月、水、金は、17時以降、土日は、9時以降の勤務を希望いたします」など、勤務できる時間帯を曜日ごとに記載しておくと良いでしょう。
文章で使用する場合の「以下」の意味は「それよりも後、その文章から後に述べること」です。
なので、訪問日を確定する時など、 「ある時点」がはっきりしている場合は、 以降 を使う場合が多いですね。
最後に 冒頭でも記載したように「以上」「以下」は基準となる部分を「含む」と記載しましたが例外も存在しています。
今からのち。
まとめ 「以降」という言葉は、頻繁に耳にする割には厳密に「いつから後なのか」という部分が明確になりにくいものです。
「以上」「以下」「未満」は数学に切り替わる前の小学4年生の算数の授業で教わる内容ですが、「基準点が含まれるかどうか」は社会人になると忘れてしまっている方も多いと思います。
よく、「木曜日以降に来てください」 などという会話があると思いますが、 この場合、木曜日に行っても問題ありません。
「前回の出場以来、姿を見せていない」などと使われる「以来」は「その状況が過去から現在も続いている」という状況を表します。