水中毒の原因 赤ちゃんの場合 赤ちゃんの場合は体内の水分バランスを保つ機能が未熟なので、大人よりも水中毒を起こしやすいと言われています。
「熱中症や脱水症状時は、水ではなくスポーツドリンクの方がいい」ということは周知されはじめていますが、スポーツドリンクも脱水時に大量摂取すると、塩分が不足して低ナトリウム血症になることがあります。
ここでは水中毒にならないための水の量や水を飲むタイミングなどをまとめました。
体の水分・塩分量は、いつも同じぐらいの分量(濃度)になるよう、体内に摂取される量と尿や汗として出て行く量のバランスを保っています。
経口補水液が飲みづらい場合は、レモンやグレープフルーツの果汁をプラスしてみてください。
低ナトリウム血症が発症 1日約1. 血中のナトリウム濃度が低下すると危険 1日に3リットル以上の水分を摂取するか、 短時間に1リットル以上の水を飲んだ場合、水中毒を引き起こすとされています。
健康な人でも、飲み方によっては危険な場合があります。
コーヒー、紅茶1日2杯:約400ml• 人は自覚の有無にかかわらず、必ず就寝中に汗をかきます。
5Lの水を飲んだ女性が死亡したという事例や、フットボールの練習中14Lの水分を摂取した男性が死亡した事例が確認されています。
そのため 多量の汗をかくなどで脱水状態となったとき、お茶やスポーツドリンクを一気に飲むと、水中毒を引き起こしやすくなります。
心臓や腎臓に病気があるとわかっている場合はもちろん、むくみや息切れが日に日にひどくなってくる場合は、一度生活習慣を振り返ることも必要かもしれません。
水中毒にならない上手な水の飲み方 水中毒を恐れて水分を控えすぎると、今度は脱水症状や熱中症リスクが高まるので、上手な水の飲み方をマスターしましょう。
脱水症状がある場合は、4時間で30~50ml(体重1キロあたり)の摂取が目安となります。
適切な飲み物を、適量、適切なタイミングで飲むことが大切。
どれくらい水を飲んだら水中毒になるの? 一般的に、水中毒は次の2つのケースで起こります。
もう一つ、サウナ好きのヒトも要注意です。
水中毒を起こす摂取量とは? 1. 性格変化• 意識障害• さらに塩分やミネラル分も失われるため、筋肉の収縮や神経伝達にも異常をきたし、身体がきわめて危険な状態にさらされることがあります。
たとえば、腎機能は採血をしないとわかりませんし、心不全の原因となる弁膜症や不整脈は必ずしも症状を生むとは限りません。
そして、約0. 軽度の症状 むくみ 中度の症状 倦怠感 頭痛 めまい 吐き気 手足の冷え 下痢 など — — 重度の症状 性格変化 不安になる、怒りっぽくなるなど) 痙攣 発熱 自律神経症状 昏睡 嘔吐 尿失禁 呼吸困難 など 誤った熱中症対策が水中毒につながることも 水中毒は、誤った熱中症対策が原因で起こることも多いです。
つまり 水分補給として必要なのは、1日1. 目覚めてすぐコップ1杯の水を飲むことで、体内機能を目覚めさせ、水分を上手に体に巡らすことができますよ。
このように、高齢者の場合、喉が渇いてからの水分補給では遅いこともあります。
水中毒にならない上手な水の飲み方 水中毒を恐れて水分を控えすぎると、今度は脱水症状や熱中症リスクが高まるので、上手な水の飲み方をマスターしましょう。
特に高齢者は若い人に比べて脱水が起こりやすいと言われますが、その理由として、もともと体内の水分が少ないこと、加齢による感覚機能の低下により、喉の渇きに気づかないことがあります。
そこで、ここでは続けやすいシミュレーションをしてみました。
5Lを摂取しましょう。
自分の適切量を知ろう 適切量には個人差がある 上記で2リットルから2. 水の排出を促す 以下の3つの方法で余分な水分を排出しましょう。
塩分はナトリウムを含んだ成分です。
深部体温の低下はメラトニンホルモンの分泌を促し、眠気を高めやすくします。
入浴後 大量に汗をかいた後は、熱中症・脱水症状予防に塩分も取ろう スポーツなどで大量の汗をかいた時は、水分とともに塩分の流出も多いので、ナトリウム補給ができるスポーツ飲料か、より塩分の高い市販の経口補水液を飲みましょう。
水で必要な水分量を取るようにしましょう。
ある欧米の調査では、水分の必要量は活発な活動をする人で3. ただ、それだけで約1. 適切な水分摂取量 水分補給の方法として、一気にたくさん飲むのではなく、1回コップ1杯程度(150~250mL)の量の水を、1日に6~8回飲み、1日の必要量(約1. 水分が少なすぎると腎機能は増悪しますが、重度に機能が低下すると、体内の余分な水分が尿として排出できなくなり、逆に水分過多が害になります。
認知症など他の要因が潜んでいることも 大谷院長によると、大量に汗をかくマラソン選手や、水をたっぷり飲む"水ダイエット"をしていた人が水中毒になったという報告もあるという。