特に芽依は体が動かないように見えます。
学校から公園までの約2. 頭の回転が速い子なので、具体的な数字をあげると、5分(中1の1500m標準記録)を切るには1000mをこのくらいのタイムで走ればいいのか、だったらいけるかも、と自分の中でイメージができて、本番では想像以上の走りをしてくれました」 「走っている時に頼れるのは自分の息づかいと足音だけ」と中野先生。
「この春、卒業した学年は、2人が高校で陸上競技を続けています。
しっかりとした活動をなくして上位争いはできない駅伝を入口に、学校を見てみるのもおもしろいかもしれません。
区部 2021年05月15日(土) 大会: 第72回 東京都中学校地域別陸上 区部大会 1週目 日程: 2021年05月15日 土 ~16日 日 会場: 江東区夢の島競技場 参考• 「良いレースをするには、走る順番がとても大切です。
「サーキットトレーニングは同じ場所でやっていると飽きるので、複数のトレーニングをジョギングでつないで行います。
8月に代替大会 参考• 「練習では1000mを3分20秒で走ってきたから、同じように走れれば大丈夫だよ」と。
8kmをウォーミングアップがわりに走り、公園の中にある400mトラックで4000〜6000m走ります」 さらに1日、和田堀公園などのオールウェザーのトラックでも走ります。
「その時点で陸上から離れる子がいてもおかしくないと思いますが、選手はきつい練習に取り組んでいます。
「十分に狙える力をもっていると思い、6月の東京都中学校地域別陸上競技大会(1500m走)にエントリーしましたが、本人は自信がもてない様子でした」 そこで中野先生はこんな声かけをしました。
区部 2021年06月05日(土) 大会: 第72回 東京都中学校地域別陸上 区部大会 2週目 日程: 2021年06月05日 土 ~ 06日 日 会場: 江東区夢の島競技場 参考•。
実力勝負なので、3年生がサポートメンバーにまわることも珍しくありません。
国学院大学久我山は、2年連続の関東大会出場はなりませんでしたが、1区に伊藤くん、2区に次期エースの小林亮太くん(中2)を起用して、一時は2位につける快走を見せました。
慌ただしく四種の走高跳へ移動。
つらいなと感じても、目標を達成するにはやるしかありません。
入部の動機を尋ねると『友だちに誘われた』と言うので、『一生の友だちだね』と言いました」 多感な中学生に伴走し、高校へつないでくれる指導者がいることも、東京の私学が長距離走で活躍する理由の一つ。
陸上競技では、公式戦で標準記録を切ると上位の大会の出場権を得られます。
リーダーにつられて走ることになるので疲労感はありますが、みんなと一緒にトレーニングが進んでいくので、やり終えた時に達成感を味わえます」 きつい練習もみんなで取り組むことにより、苦手な子も引っ張られて、やり遂げることができます。
国学院大学久我山にも「経験者はほとんどいない」と言います。
「活動日は週4日。
一人ひとりに目をくばり、適切なタイミングで、適切な言葉がけをして、スイッチを入れることを心がけています」 スイッチの場所は一人ひとり違うので、練習日誌を通じて理解を深めています。
2019 東京都中学校地域別陸上 多摩 2019年05月11日(土) 大会: 第70回 東京都中学校地域別陸上 多摩大会 日程: 2019年5月11日~12日、6月08日~09日 会場: 八王子市上柚木陸上競技場 参考• 「グラウンドには複数のグループができることが多く、週のはじめに練習の流れを説明すると、3年生を中心にグループのリーダーを決めて練習がスタートします」 日々の練習の成果を確認できる場が、春から秋にかけて行われるさまざまな大会です。
瑞季はまだ地域別で痛めた怪我が完治していないため、出来れば予選で全中標準を決めたいところ。
「駅伝は走っていませんが、こつこつと頑張ることができる生徒。
「本格的なトラックで走る日を作ることにより、子どもたちはどこに合わせてコンディションを調整すればいいかがわかってきます。
その姿を観てきているので応援しようという気持ちが生まれるのだと思います」 中野先生も他校の分析を行い、戦略・戦術を考えて、駅伝競争に全員で取り組むことの意味を説きます。
関係の諸学校には大変申し訳ありませんでした。
通信まで時間はありませんが、全員が総体以上の結果を残せるように頑張りましょう!. この大会は全国・関東中学校駅伝競走東京都代表選考会(上位4校が出場権を獲得)を兼ねていて、2位の駒場東邦、4位の国学院大学久我山は関東大会に進出しました。
「たとえば、トレーニングの種目ごとに得意な子をリーダーに選び、そのリーダーがノルマを達成したら、他の子は達成してなくてもそのトレーニングを終えて次に進むというルールで取り組ませます。
上級生にはスローペースですが、1年生は走り終えた時に『先輩についていけた』『自分にもできる』という気持ちになります。
「『走り出した時に、自分でコンディションがわかるようになるとおもしろくなるよ』とよく話すのですが、走ることにやりがいを感じて、自分から進んで走れるようになった子は伸びていきます」 駅伝競争大会は秋から冬にかけて行われます。
原因は本人が一番わかっていると思うので、通信までに何とかしてもらいましょう。