得体の知れない喪失感を抱えた福太の前に、葵兄ちゃんが小さな体のまま現れて! すると玄関前には、 メガネをかけた黒髪の・・・「大好きな葵兄ちゃん」が立っていた。
ストーリー 攻|福太(ふくた) 超がつくお人よしで周囲から可愛がられるが、他人に深い興味をしめすことができない。
シリアスでダークなBLが好きな方は是非! 心中するまで、待っててね。
そして福太が休みの日に一緒にどこかに遊びに行こう、と提案しても「この姿を知り合いにでも見られたらどうするつもりだ」とにべもなく断る葵でしたが、落ち込む福太を見て「元の姿に戻ったらどこにでも一緒に行ってやる」と葵は言うのでした。
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2130回 市梨きみ/リブレ/ビーボーイコミックスDX コミックス『心中するまで、待っててね。
「これはすごい方向転換なのでは?」と思いきや、初期作品の『可愛い先輩の飼い殺し方』(リブレ)では、クソデカ愛情で受けを監禁しちゃうヤンデレ攻めも描いているという、奇跡的な光と闇のバイリンガル……! その尊さに、跪いて手を合わせるしかありません。
おいおいおい!なんていうタイトル。
そして今、こうして僕と壮馬くんが代表でコメントを出しておりますけども……福太と葵だけでなく、この作品には本当に魅力的なキャラクターが多くてですね……喫茶店の二人とか、非常に気になっております。
心配な方はネタバレなど読んでから、大丈夫なら購入、という流れの方が安全だと思います。
けれど、まだ自分には早かった…. 伊東 時系列が行ったり来たりするのも特徴的ですよね。
ふわふわと天然オーラを振りまく福太と福太を振り回すちょっぴり横暴な葵兄ちゃんとの、突然始まった同棲生活は何気ない幸せに溢れていますが、やはり不吉な影が2人から完全に離れることはなく……。
当分浮上出来ないくらいストーリーに引き込まれました。
焦燥感だけが残る夢をみたり、探しびとがいるはずでもないのに、なぜかメガネの人を目で追ってしまったり…そんな中、福太はアパートのドアにイタズラをされることが続いていた。
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ネタバレを少し書くとしたら・・・ 葵兄ちゃんは御察しの通り、すでに亡くなっています。
うそ、全然よくない。
迫りくる崩壊から目を背けて、精一杯幸せを謳歌する姿を見て込み上げるこの感情はどう形容すればいいのでしょう。
漫画だと葵との記憶のフラッシュバックが入るんですけど、そこにいる葵の空気感みたいなのがすごく胸にきて……喋っている自分よりも、喋れない葵のことばかり考えちゃいましたね……ネタバレになっちゃうから多くは言えないんですが……。
28歳のはずがなぜか福太と遊んでいた中学生の姿に戻ってしまった。
亡くなっているから、当時のまま 中学生のまま の姿なのです。
伊東 そうですよね……事前に予告されていれば心の準備はできるから、ショッキングな内容が出てきても「あーっ……こういうことかー……」って思えますしね。
私の推しはアリアちゃんです! ホワイトウォーカー戦めっちゃくちゃ良かった……! 斉藤 ポップなラブコメが展開していくのかなと思ったら、まさかの激重作品という(笑)。
そんなある日、母親からの電話で「葵は福太が幼い頃に行方不明になった」ということを告げられ、全てを思い出してしまったのです。
ハッピーエンドが好きな方もいつもとは違う、シリアスな雰囲気も含まれているこの作品を是非お試しください。
セリフにはなっていないコマで、何かを燃やしているシーンとかもあって……「あーっ」てなったりしますもんね……。
でないと、ぜんぶこわれてしまうから。
そしてシャワーを浴びていて何も気付かなかったと言うのです。
もうひとつは、「怖かった、寂しかった」っていうところ。