首すわり前の赤ちゃんは頭部を 自力で支えられず、首がグラグラして不安定です。
特に、発育がゆっくりの場合や、早産だった場合、頭が大きく重いといったケースでは、首すわりまで時間がかかりがちです。
たくさん練習したからといって、その分早く首すわりが完成するとは限りません。
お座りをするような様子が見られたら、赤ちゃんがケガをしないよう安全対策を心がけましょう。
中には、はいはいの前につかまり立ちを始めるなど、発達段階が前後したり飛び越える赤ちゃんもいます。
首すわり前は脱衣所に寝かせておく まだ首が安定していない赤ちゃんとお風呂に入るときには、ママが先に体や髪を洗って用意します。
ただし、窒息や首のぐらつきによる危険には十分注意する必要があります。
首すわり前の縦抱きは赤ちゃんの負担になるだけでなく、お母さんも常に首回りを支えていなければなりません。
ぬいぐるみやポリ袋など、一見危険そうに見えないものでも、赤ちゃんには凶器になることが。
お座りをし始めた頃は、初めは上手にバランスがとれず前や後ろに倒れてしまうことが多いです。
おんぶもできるようになりますよ。
ただし、体の発達は個人差があります。
首すわりの特徴が見られ始めるのは、だいたい3ヶ月頃が目安となっています。
よって、首すわりが早い子もいれば、遅い子もいると認識しておいてください。
もしも、首すわりが遅いと感じるなら、医師や保健師など専門家に相談しましょう。
また、赤ちゃんの身体に負担をかけることもあるため、長時間の縦抱きはNG。
なお、生後4~5か月にもなると、9割以上の赤ちゃんが首のすわりをマスターするとされています。
赤ちゃん それぞれで状況が違うため、個々の 体格や状態をよく観察します。
うつ伏せの状態から頭を持ち上げる 首すわりの基準のひとつは、自分で頭を持ち上げられるかどうか。
なんとなく元気がなくて、機嫌が悪く、ぐずぐず泣いてばかり…などのようすが見られたら、どこか具合が悪いのかもしれません。
早い子だと生後2ヵ月頃から 頭から順に運動能力が発達する赤ちゃんは、数カ月で首がしっかりしてきます。
赤ちゃんの運動能力の観点からは、非常に大きなエポックです。
横抱きは、ひじの内側に赤ちゃんの頭を乗せ、体と首をしっかり支えて抱っこする方法です。
早くても遅くても、赤ちゃんのペースを大事にしてあげましょう。