鼻づまりをしているのが鼻の穴の反対側を下にして寝かせてください。
また、無理に力んで多量の洗浄液を通そうとすると、鼻の奥にある耳の管に入り込んで中耳炎を起こす危険性がありますので、優しく洗うことが重要です。
他に、頭が重い感じがする、よく眠れない、頭や顔面が痛いなどの症状がみられます。
また後鼻漏といって鼻水が喉に流れて痰のように感じてしまうこともあります。
点鼻薬を使う 鼻づまりをしたときの薬としては点鼻薬があります。
風邪がらみの目やにについては我々小児科医にもぜひご相談ください。
クリックすると解説つきの大きい写真を見る事ができます <治療> 多くは内服や吸入療法で治療します。
順子さんが娘の鼻の異常に気づいたのは、生後間もなくのこと。
空気には体にとって必要な酸素だけではなく、ホコリやチリ、病気を招くウイルスなども含まれています。
アデノイドは6~7歳をピークに大きくなり、その後だんだん小さくなってくるので、年齢と症状に応じて手術が必要か検討します。
市販薬は誰が使ってもトラブルが出にくいように、有効成分の量が少なく抑えられています。
子供の鼻づまりの原因で一番多いのはかぜ 鼻の穴の入り口から、のどまでの間を鼻腔と言います。
内服では抗生剤の服用も必要ですが、耐性菌が増加している昨今、その種類にも注意が必要です。
慢性の場合には鼻茸や鼻中隔湾曲症を伴っていることがあります。
鼻水が粘っこくて膿性であれば重層水を用いたり、水性であれば生理食塩水で洗浄すると症状が改善します。
鼻水・鼻づまりはちゃんと治療しましょう。
急性の場合は、症状を抑える抗菌薬を服用することが一般的です。
効果的な治療法は? 鼻づまりが起きるのは何が原因なのでしょうか。
3歳くらいの子だとまだ嫌がって難しいかもしれませんが、5~6歳なら『これをすると、鼻がスーッとなるんだよ』などと説明すれば、納得してやる子が多いです。
かぜのあとに発症する副鼻腔炎を急性副鼻腔炎と言いますが、一度かかると繰り返しやすいので注意が必要です。
これは、黄色い鼻水が細菌感染(など)によるものと診断されるためです。
子どもの鼻水や鼻づまり、受診すべきサインは? もちろん治療が必要な鼻水の症状もあります。
たとえば下記のような鼻水や鼻づまりがある場合は治療をしたほうがよいでしょう。
口呼吸をしている 睡眠中に口呼吸をしていると、朝起きた時に喉がカラカラに乾くので、子供が朝起きたら喉の状態を確認してみてください。
子供がアデノイド肥大でない場合に、睡眠時に大きないびきをかく・息が止まるといったケースは、鼻づまりが原因のことが多いです。
手術後の再発を防ぐとも言われています。
大事に至らないうちに対処したい気持ちは理解できますが、軽い症状ならば放っておいても大丈夫であるというのが私の考えです。
いびきや中耳炎を合併することもあります。
含まれている有効成分が少ないことに加え、アレルギーの場合はきちんと医師の指導のもとに薬を使ったほうがいいからです。
その程度次第では、手術療法が選択される場合があります。
これは長い期間、鼻の粘膜が炎症を起こし腫れた状態が続くことで、リモデリングと言って粘膜が変性し、硬くなってしまうためで、元に戻りにくい状態になるのだそう。
頭痛や頬の痛みが強い場合には、上顎洞洗浄療法といって鼻の中から上顎洞に針を刺して膿を洗い流す処置が有効です。