親鸞 聖人 - 親鸞聖人（しんらんしょうにん）の生涯・結婚しても救われる教えとは

それに加えて ７６歳『 浄土和讃』『 高僧和讃』 ７８歳『 唯信鈔文意』 ８０歳『 浄土文類聚鈔』 ８３歳『 尊号真像銘文』『 愚禿抄』 と次々に著されます。

親鸞聖人が、歌に込められた決意 親鸞聖人は、青蓮院（しょうれんいん）という寺で出家得度（しゅっけとくど・一般人が家を捨てて僧侶になること）されました。

親鸞…「親」は、インドの天親菩薩より、「鸞」は曇鸞大師より。

ですから、きわめて内面的なことです。

自力の行ではなく、他力の行ですから、私たちの行ではなく、阿弥陀仏の行です。

なにが聖人をして、それほど必死に出家を求めさせたのでしょうか。

親鸞は、晩年の著作にも「善信」と「親鸞」の両方の名を用いている。

ウィキソースに の原文があります。

頼りにならないものの中でも最たるものは、自分自身が死んで行かなければならないということです。

以上のような親鸞の教えは、のを基礎としたもので、親鸞自身は新しい教えや宗派の創設を意図していなかった。

寺伝などの文献によると滞在した時期・期間に諸説あるが、建保2年に「小島の草庵」（茨城県小島）を結び、建保4年（1216年）に「大山の草庵 」（）を結んだと伝えられる [ ]。

両親の愛情に育まれ成長された聖人でしたが、４つの時にお父さまと悲しい別れをなされ、８つの時にはお母さまを亡くしておられます。

目的が生死の解決だったので、親鸞聖人の修行は命がけでした。

これらのインド、中国、日本の高僧方が真実の仏教を伝えてくだされたことを喜ばずにおれない。

仏法には明日は無いというきびしい思いだったのでしょう。

そして、聖人の話を聞くために弟子は言うに及ばず、老若男女、貴賤の区別なく有縁の者が本寺に群参してお念仏を申し、み仏のお慈悲を喜びあったことでしょう。

「親鸞聖人に初めから非常な思想が有り、非常な力が有り、非常な強い根底の有る思想を持たなければ、あれ程の大改革は出来ない」 では漱石の感嘆した親鸞聖人の、「非常な強い根底の有る思想」とは、いったい何だったのでしょうか。

親鸞聖人は、思い通りにならない自分の心に泣かれたのです。

他説に、比叡山無動寺谷大乗院より毎夜下り、百夜に渡り六角堂に通った説もある。

純粋に思惟する範宴さんは山で研鑚し続けられなくなって、今の言葉でいえば強いストレスにとらわれ、山の内外を放浪して、何とか「誰でもが仏に会い救われる法」はないものかと、観音さんの化身である聖徳太子を祀ってある大和の寺々を訪ねて歩かれたのでした。

聖人もその一人となって百日間も聴聞され、ようやく自分の救われる教えを思い出されたのでした。