鶏肉 食品名 脂質(g) 飽和脂肪酸(g) 鶏もも肉・皮付き (100g) 14. 脂質をとる量が多い先進国の多くは、 飽和脂肪酸や トランス脂肪酸などを含めた 脂質のとりすぎについて、生活習慣病の予防のために 注意喚起を行っており、 バランスのとれた健康的な食生活を推奨しています。
ただ、酸化しやすく加熱に弱いのが難点です。
飽和脂肪酸を多く含む食品は、バターやラード、肉の脂身やチョコレートなど室温で固体の脂が多い。
コレステロールや脂肪酸は一つの食品に複合的に含まれるため、これらの要因を総合的に考えて食品を選択する必要があります。
食べすぎると、一気に過剰摂取になってしまいます。
)で表示します。
この評価書の参考になった2010年の「食品に含まれるトランス脂肪酸に係る食品健康評価情報に関する調査」検討会で私は座長を務めましたが、その調査報告書には「食品中のトランス脂肪酸量の測定に関しては、ランダム化して選択したサンプルでなく、かつ数も少ないため、日本で販売されている食品を代表している値であるかどうか疑問」と明記しておきました。
ただし、低栄養でない限り、基本的には体内でも作られため、不足する心配はありません。
また、体内では貯蔵しやすい効率的なエネルギー源となっています。
脳出血 のリスクを高めます。
肉食にかたよらず、植物性の油や魚も食べることが望ましいです。
岐阜大学医学部医学科卒業後、東京大学医学部を経て、1986年より国立健康・栄養研究所へ。
ちなみに体内でエネルギー源として利用されやすい順番は、飽和脂肪酸>一価不飽和脂肪酸>多価不飽和脂肪酸です。
なお、飽和脂肪酸の摂取不足により脳出血(脳卒中)リスクが増大したという報告もありますが、因果関係は明らかではありません。
引用したデータベースの名称• この場合、包含関係にある成分は、何の内訳成分であるかが分かるように記載します。
名称 トランス脂肪酸は、その表示名称を「トランス脂肪酸」とします。
日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病 のリスクが高まることが示されています。
飽和脂肪酸の働き 飽和脂肪酸は血中のや中性脂肪を増やします。
コレステロール を増やす働きがあります。
エネルギー源として使われる脂肪酸は、私たちの体内でトリアシルグリセロールとして蓄えられています。
一価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸の代わりに摂ると、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロール LDLコレステロール を減らし、動脈硬化の防止に役立つ善玉コレステロール HDLコレステロール は減らさないという性質があります。
あぶらには、常温で液体のあぶら(油)と固体のあぶら(脂)があります。
知っておきたい不飽和脂肪酸のこと 脂肪酸のうち、エネルギー源になるのは第一に飽和脂肪酸。
脂肪にのみ関心を向けるのではなく、他の栄養素とも均衡がとれるように食生活を工夫しましょう。
日本では何をしているの?• 「クリーム・乳脂肪」は動物性のクリームです。
n-9系やn-6系脂肪酸よりも LDLコレステロールを増加させない、血中中性脂肪を低下させる、血栓をつくらないようにするなど様々なはたらきがあり作用も強く、心筋梗塞・脳梗塞などの動脈硬化性疾患の予防や、皮膚の健康維持など様々な良いはたらきをします。
飽和脂肪酸を取ると早死にリスクが約1. 2.加熱調理にはバターやココナッツオイルを 飽和脂肪酸の最大の強みは、酸化に強いという点です。
日本人において、一番の問題と考えられているのは、 食塩のとりすぎです。