タンドスピロンは、お薬の説明書に「抗不安薬」とバッチリ書いてあります。
これらを総称して、神経症と呼ばれます。
もっといえば、脳内の神経伝達物質が乱れています。
不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくするお薬です。
また、、BZD系薬で十分な治療効果が得られなかった患者では、効果が劣るという欠点があります。
2.本剤の使用にあたっては、高度の不安症状を伴う患者の場合効果が現れにくいので、慎重に症状を観察するなど注意する。
シナプス後1A受容体は、タンドスピロンを繰り返し投与しても脱感作されません[Blier]。
また、その作用も穏やかなので、効果を感じられない方も多いお薬です。
悪く言えば効果が弱いので、症状が重たい方には向いていません。
Sedielは、ラテン語で「安静」を意味します。
このため、効果と副作用の特徴は大きく異なります。
そこで セロトニンの作用を抑えれば、不安を軽減できます。
また、ベンゾジアゼピン系抗不安薬では、依存性の高さが問題となりました。
また、神経過敏による抑うつや恐怖などを和らげる作用もあらわす。
グランダキシンよりは効果があると感じています。
セディールはフルアゴニストとして作用します。
眠気・めまい等が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
その効果は、ドーパミン神経ループを介して間接的に皮質のドーパミン神経伝達を増強することによると考えられています[Saito、Li]。
抗不安薬や睡眠薬がやめられない方 2017年3月24日 カテゴリー• タンドスピロンで少しだけ注意した方がよい副作用は「眠気」です。
タンドスピロンを使う時は、1回10~20mgを1日3回に分けて服用します。
腎障害• 妊婦・産婦• ベンゾジアゼピン系抗不安薬とは異なり、抗うつ作用も示すと考えられています。
心身症(自律神経失調症,本態性高血圧症,消化性潰瘍)における身体症候ならびに抑うつ,不安,焦躁,睡眠障害 用法・用量• タンドスピロンクエン酸塩は、『非ベンゾジアゼピン(BZD)系』とも呼ばれ、BZD系の短所を補うものとして開発された薬剤で、心身症が原因の不安・緊張・抑うつ・睡眠障害および、自律神経失調症や神経症における抑うつ、恐怖などに適応があります。
タンドスピロンの副作用の統計をみても、眠気の報告が一番多いです。
2014年10月現在、日本で使用されている抗不安薬は• 詳しい薬理作用 心身症はストレスなどの心理的刺激を受け、これら自律神経系、内分泌系などの中枢である脳の視床下部の機能が乱れることで、不安、抑うつ状態、睡眠障害、頭痛、めまい、便秘など様々な症状を引き起こす。
症状が軽度の方• はじめて薬を使う方• タンドスピロンクエン酸塩のまとめ・特徴• 悪性症候群 抗精神病薬、抗うつ薬等との併用、あるいは本剤の急激な減量・中止により、悪性症候群があらわれることがある。
の身体症候• このため、これらの抗不安薬に多かった眠気・ふらつきといった副作用はとても少ないです。
不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。
シナプス後のセロトニン1A受容体の活性化は、過分極(抑制)効果をもたらします(Andrad)。