わたしが死んでるなら幽霊のわたしはあなたに会いに行けばいいじゃん、って話もあるけれど、それは天国なり地獄なりに掟があって、そう容易いものではない、という考えでとりあえず納得して頂きたい。
」 こんな風な意識を持って、作曲・編曲してみると聴き手がハマる曲が作れるのではないかと僕は思っています。
また、この部分は 亡くなった彼が彼女に対して最期に抱いた気持ちとも考えられるでしょう。
希望の見えない現実の中では、 大切な存在がいることこそが希望になり、生きる力になるでしょう。
このことから 「苦いレモンの匂い」は、彼女が彼を失った複雑な心情を表しているように思えませんか? 彼との時間を思い出すときの幸福感、失った衝撃や喪失感、最後に残る懐かしさ。
心地良くも感じられるレモンの香りを嗅ぐと、思わずあの酸味が思い出されて苦手に感じる人もいるかもしれませんね。
そして、その予想は当たります。
ちなみに米津本人の言葉として 『Cut』のインタビューで彼は 「この曲を作っている最中にうちのじいちゃんが死んだんです。
しかし、心配は無用でした。
「Lemon」で聞こえてくる「ウェッ(ウェ)」の音は、 実は人の声だったようですね。
(Uフレットという楽器を演奏したい人向けに曲のコードが載っているサイトをお借りしました。
(もっとめんどくさい人は最後まで行っちゃってください) 突然なのですが、こちらの本をご存知ですか? 「ついやってしまう体験のつくりかた」元任天堂のゲームプランナーの方が、ゲームデザインをテーマに「ユーザがついやってしまう」体験をどのようにゲームに落とし込むかについて、述べたものです。
それでも、切り口がぴたりと合うのはその片割れだけです。
そういう光景を見た自分がどう思ったかっていうと、その…なんか亡くなってしまった人と、その人との間に、なんらかのその…合図のようなものがあって、合図というルールとか、でー…共通する何かみたいなものがあって、その2人ん中にしかわからない何かによって、その指笛を吹くっていう、行為が生まれたんだろうなぁと、自分でその夢を見て勝手に思って。
その一方で、何かを得ようとすると別の何かを見逃してしまう不器用さもあるため、出会いと別れを繰り返しながら、十分には満たされないまま日々を過ごしているのではないでしょうか。
「切り分けた果実」を元に戻そうとしても、もう1つになることはありません。
新井Pに訊いてって言われてたのに収録始まったらすっかり忘れてて、あの瞬間急に思い出して『やばい、また忘れたらやばい!』と手を上げて訊きました。
歌詞の意味を考えてみるとよりその世界観の深さにハマって泣いてしまうこと間違いなしです!! 泣ける歌詞 暗闇であなたの背をなぞった その輪郭を鮮明に覚えている 受け止めきれないものと出会うたび 溢れてやまないのは涙だけ 米津玄師さん名義での初アルバム『diorama』に収録されている『vivi』 タイトルにも歌詞にも登場viviというのは様々な説がありますがMVの中に登場する女性のことをさすのではないかと言われています。
ラジオ聴けない人用に説明すると、あれは楽器ではなく人の声のサンプリングで、米津さんいわく「自分の中ではなくてはならない音」だったそうです。
あなたは、聴こえるメロディ・コードに対して次のコードをある程度予想できてしまうのではないでしょうか。
二人にもそんな日があったのでしょう。
二人にもそんな日があったのでしょう。
今は苦しいけれど人間は「どうせいつかは風に溶け消える」存在だから、と諦めにも似た率直な気持ちが綴られていますね。
ここまで聴いたら、「あ、はいはい。