演者がその所作に慣れていないのか、慣習の設定自体がまずいのかはわからないが、気になった。
その可能性を感じ取ってしまい、私はそんなの見たくなさすぎて退席したのかもしれません。
本作はがっつり性描写がある映画で R15指定なので子どもはみちゃだめです。
音でビックリさせる系ホラーが無理という方はご安心頂いて大丈夫だと思います。
なんかもはや監督どころか出演した役者さんや撮影に携わったスタッフ陣、配給を手助けしたA24やそれらに関わる全ての人に「本当によくぞ作りましたね」と畏敬の念を抱くレベルだった。
イギリスの農園で知り合ったイングマールの招待をうけホルガを訪れる。
開始直後は苦悩と恐怖で泣いていたダニーだったが、神殿が焼け落ちてゆくにしたがい、何かを悟ったように微笑み始める。
名誉ある死を遂げられなかった人の思う悲しみ、新しい命を授かるカルト娘のセックスの悦び(快感ではなくミッションクリア)、これまでの社会でダニーが受けた喪失と不安への怒り。
『ミッドサマー』に登場したここがグロかったというシーンを挙げてみます。
パンフ売り切れててよかったです、思い返してわざわざ考察とかしたくないですもん。
なぜなら主人公ダニーは、カルト集団にどんどん打ち解け、ある種の希望を持ってラストを迎えるからだ。
メイクイーンとなったダニーは集まった村人たちから、コミューンから悪を追い払うために 9人のいけにえが必要なのだと説明される。
空を見上げて恍惚な表情を見せると、崖の上からいきなりダーイブ!!! キター! 飛び降りた先には、ちょーどいい岩があってそこにバーーーンですわ。
ある意味で映画館の仕様(携帯オフ・私語禁止・原則途中退席禁止といったルール)を逆手に取って、そうした閉鎖環境でしんどくなる見せ方を意識して作ってないか?という、わかっててやってる表現が多かったのではないかと思います。
ミッドサマーは怖いのか 結論から言うと めちゃめちゃ怖かったです。
純粋なクソ映画すぎて嫌悪感しかわかんのはあれが初めてや。
アリ・アスターの作品は、前作もそうでしたが普通のホラー映画とは異なり、見終わった後に『不快感』や『嫌な感じ』が残る映画です。
このミッドサマーという映画は、テーマをしっかり掴み取らないと、とりわけ面白味がないキレイなホラー映画で終わってしまう。
なにせ、長くて暗い冬の後にやってくる、とても短い夏は、北欧の人々にとって、お日様の光を浴び、肌を小麦色に焼き、フィヨルドや湖に飛び込む、恵みと幸せの時期なのだから。
Twitterや映画アプリ等でさんざん話題になってるので気になっている方も多いと思います。
ダニーたちはペレの懇願と、夏至祭の研究で文化人類学の論文を書かなければならないというジョシュの必要性からホルガに残ることにする。
一部追記もしています。
6月18日、本作はの ()でプレミア上映された。
もうこういう事故を起こさないように、まじで気をつけます。