しかし修学旅行のときのこともあり、部長である雪乃はそれを認めません。
シビれるよ、渡先生! 不器用ながらも、想いを確かめ合ったふたりが、とある「約束」をしたところで、物語は了。
この世界は終わってしまう。
『俺ガイル』でずっとネックだな、と思っていたのは陽乃の扱いでした。
問題はやはりでは「本物」を求めた先に、14巻で八幡と雪乃がたどり着いたその先に何があるのかということです。
時代は令和にもなりましたが、その時その時の流行りも織り交ぜ楽しく展開する物語。
言葉にしなければ伝わらないのに、言葉では足りなくて。
14巻について 雪ノ下エンドでしたね。
裏表紙のあらすじにあるように小町やいろはがメインのお話が主で、さすがは容赦ない後輩たちだなあと楽しかったし、空気を吸うように繰り出される小ネタの数々にクスッとしてしまって、ああ、やっぱり俺ガイルだなあと思ったの だけど、それよりもなによりも、短い登場場面なのに雪乃のかわいいインパクトが強すぎて、八幡とのシーンが初々しすぎて、顔のにやけがが抑えられない。
たった一言で伝えられる感情が含まれているのはまちがいない。
個人的に、着地点としてはまあ仕方ないのかな、と思います。
5 Jp-e : 094530040000d0000000 奉仕部、世代交代! 今後短編やらでも物語は続いていくそうですが、一先ずは先生ありがとうございました。
それでも言葉になったのは雪乃下の最後の告白だけ。
ロマンティック! 「……今度は、お礼じゃないよ」と彼女はクッキーを八幡に渡す。
個性あふれるキャラたちに違いはない。
特に、この二人にとっては青春もまた全然違う見え方をするようでーー。
個人的にはSS読みまくっているせいでキャターの性格がよくわかんなくなっててちょっとわかんないや。
3人だけだった奉仕部に、新たな風景が描き出されるーー。
1巻から読み直して、何度もその思いを繰り返すにはまだ傷は深く、日は浅い。
授業と授業の合間の10分休憩。
お願いします^^ 9年間、たくさん楽しませていただきました。
八幡、雪乃、結衣とはまったく違うタイプの二人が巻き起こす、今までとはひと味違った日常! 3人だけだった奉仕部に、新たな風景が描き出されるーー。
よくよく考えたらそういう結末になるよなあと。
ってな具合で昔懐かしのカジュアルなテンションだった頃の『俺ガイル』を思い出す短編集でした。