・麦の海に沈む果実 西洋風のちょっとファンタな学園物語。
「何冊の絵本を買うか」より「どの絵本を買うか」 絵本の購入を考えた時、大切なのは 「何冊の絵本を買うか」よりも 「どの絵本を買うか」の方でしょう。
著書を10万冊売って、1000万円を得るというのは簡単ではないことが見えてくる。
「さっぽう 冊封 」とも呼ぶ。
しかし子どもにはよい絵本を読んで育ってほしいと思うものでもあります。
ですから、みなさん大丈夫です。
無駄なものが極限まで削ぎ落とされた感じがします。
外資系投資銀行2社で企業のM&A、企業財務戦略アドバイザリーを経たのち、起業し日本で3番目のSNSサイト「トモモト」を運営(現在は閉鎖)。
きつけ。
・ぼくらは夜にしか会わなかった 市川拓司 ただひたすら綺麗で詩のような文章と世界観が広がる小説。
それがよく描かれていると思います。
小さな金額ではないが、本を書く労力や時間を考えると、決して高いリターンではない。
正直、刺激的な面白さはあまりないです。
避けられない残酷な運命を人はどうやって受け入れていくのか。
また、働くスタッフの挑戦を後押し、そのプロセスを尊重することをモットーにしています。
僕も最初読んだ時は「主人公と先生の関係がいいなぁ」などと思っただけで、後半は「なぜこうなるんだろう?」という疑問が沢山あったのですが、多くの人の考え方を吟味した上で2度3度と読むとまた違った感想が出てきます。
たとえ本が2000冊しか売れなかったとしても、この50万円は原稿料として受け取るので返す必要はない。
一つの舞台で複数人の物語が同時に展開されるオムニバス形式なのですが、これが最後にアッと驚く形で絡み合うことになります。
そういった事がかなり凝縮して詰め込まれてます。
個人的にすごく好きなのは、真相を知った上で湯川がどんな行動を取るかです。
私も一時をしていたのですが、その動機の一つがこの本ですね。
未熟さゆえのグダグダした葛藤もなく、かといって無駄に達観したりしてる訳でもなく。
結構長いのですが、「次はどうなるんだろう?」とどんどん先が気になってしまい、とても短く感じると思います。
中小規模の町工場にとんでもない巨大な困難が次々降り掛かってきて、それを切磋琢磨しながら乗り越え、最後は一発逆転してスッキリする物語。