筆者もいつも楽しみに観ている。
波乱が起きたといえるのはB組だけ。
B組は加藤(圭)女流のところでも書いたように厳しい組だった。
驚かされる躍進は少なかった。
各組1位の8名 8つのブロックに分けられ、それぞれの組で順位が決まった。
1決定戦~』で白玲戦へかける強い思いを語っていた。
このあと順位決定トーナメントが行われ、初代白玲を決める七番勝負も行われる。
さて、先ほども少しご紹介した、BSフジで放送されている。
将棋界の発展に尽力する二人の成績不振は残念である。
net 中川さんって街で出会ったら、『ヤバ。
様々な女流棋士に密着し、知られざる素顔をみせてくれるこの番組は、ファン必見だ。
netからのレス数が1000に到達しました。
しかしこれで終わりではなく、むしろ不振に苦しんだ女流棋士にとってはこれが始まりである。
全体をみれば、レーティング12位までの女流棋士は各組で1位か2位に入っている。
躍進したといえるのが、 石本さくら女流二段と 加藤圭女流二段だ。
一番上のA級に入るのは、各組1位の8名と、各組2位のうち3名だ(白玲が1名、A級が10名)。
リーグを勝ち抜く中でレーティングが上がることを加味しても、実力通りに決まったといえそうだ。
ここから女流棋士の「格付け」を最終的に決める戦いが始まるのだ。
各組の1位が第1期白玲と優勝賞金1500万円をかけてトーナメントを戦うことになる。
6月はさらにもう一回放送が決まっていると聞くので、合わせてお楽しみいただきたい。
この8名でトーナメントを戦い、1位と2位で七番勝負を行って初代白玲を決める。
A級 来期にあたる第2期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦は、本家順位戦と同じ形式で、A~D級までの4クラスに分かれてリーグ戦を行う。
2020年11月13日に記念すべき第1期が開幕したヒューリック杯白玲戦・女流順位戦の各組の戦いが終了した(一部プレーオフ除く)。
net 永瀬調なんか、このじわじわ感。
そのレーティングで上位10番までに入っていない(2021年5月28日時点、以下も準ずる)にもかかわらず、1位になった女流棋士が3名いる。
西山女流三冠は最終戦まで1位が決まらずに苦しんだが、最後は自力で決めた。
各組の6~8位は一番下のD級に入ることになる(6位の1名のみCクラス)。
期を重ねていくに連れ、女流棋士の実力向上が顕著になると筆者は予想している。