そこまでしていただいたのに、こっちが腐っちゃダメだなって思って、ネタを作ったり、少しずつ復帰の準備を進めました。
フジのネタ番組といえば、当時の若手芸人が多数出演していた『ボキャブラ天国』、『爆笑レッドカーペット』などがある。
どのポジションに行っても安心して怠けた瞬間に芸人として終わりなんだなっていうのは、その姿を見て学びました。
」という狩野英孝の公式チャンネルは、2019年12月31日に配信を開始しました。
」は、ゲーム実況の生配信がメインコンテンツになっています。
でも、昔であれば受け止めて落ち込んでいましたけど、今であれば、誹謗中傷の言葉をピックアップして「朝起きて、おはようって言ったら一生寝てろって言われました。
でも謹慎中に、芸人仲間やスタッフさんが番組で僕の名前や映像を出してくれていたんです。
【狩野英孝】ここで辞めたら逃げたことになるのかなっていう思いがブレーキになってましたね。
神主というのは蠍的な感じがします。
なんとか試行錯誤して舞台に立ってみても、全く笑いが取れませんでした。
【狩野英孝】自分が起こしたことについて反省しましたし、責任を痛感した期間でしたが、言ってしまえば、その後復帰して日本中から総攻撃食うぞっていう釜の中に入らなくてもいい訳ですよね。
お笑いの要素もしっかり味わえるところは、流石に芸人の技でしょう。
遠藤の楽器に見立てて、意外な物を持っている姿も面白いですね。
あとは、実家の神社が応援のメッセージが書かれた絵馬でいっぱいになっていたり、地元の高校生が寄せ書きをくれたり、皆さんにこれまでこんなにも支えてもらってたんだって改めて気づかされる機会にもなりました。
なんとか試行錯誤して舞台に立ってみても、全く笑いが取れませんでした。
でもいつの間にか自分も落とし穴に落とされるようになってしまって、あれ、思ってたのと違うなって(笑)。
【狩野英孝】めちゃくちゃありましたね。
特に狩野英孝のクセのある歌ネタは、SNSでトレンド入りするなどネットも味方につけており、その勢いは止まらない。
そこからだんだん意識が変わっていきましたね。
ちょうど悩んでる時に、出川さんから「どんなにいじられて痛い思いをしても、付き合っている彼女と別れたとしても、スタッフさんにはありがとうございますって言いなさい」って言われて。
僕が出てくるとお客さんが下向いて携帯いじってたり、アンケートに「狩野もう出るな」とか書かれたり、もう辛かったです。
確かにお茶の間の人気も必要ですが、何より番組を支えているのはお笑いファン。
先輩芸人とも親しくしていてとても可愛がられていることが、テレビなどのメディアを通しても伝わってきます。
内村さんの一人舞台だったり、南原さんも狂言に目覚めて全国回ったりとか、木梨さんも個展開いたり、いくつになっても自分を追い込んで挑戦している姿がかっこよくて。