「なぁ、サクラ。
14万!?うせやろ!?(嘘やろ)• せっかく、アレの存在を知らず眠れることが出来たのに」 「え、あ、ぁ」 「きっとそこで死んでるのは、群れをはぐれた馬鹿な個体だったってことね。
まったく最期くらい……、いや。
ヤツは、どう、なって」 「首から上は、綺麗に消し飛んでいるわね。
すげぇなこのお嬢様、右半身消し飛んでるのに治せるのか。
余程気に入ったのか、後に再び共演し恋人の如く絡む様を見せた ただし、これもガチホモから 「レーベルを私物化してる」と批判される一端になっていると思われる。
上半身もズタボロ、動く気配はないわ。
「持ち堪えてくれて、ありがとう」 静かな怒声が、闇夜に溶ける。
「モデル同士のカラミなのにこいつの指示が入っていて鬱陶しい」• 「それに、お礼を言うのは私の方だわ。
ピザは無くたっやなもう• 「お疲れ様、ありがとう。
「お嬢……。
どうやら俺は、サクラに膝枕されながら治療を受けているらしい。
どうし. 貴方が、私の 家族 ファミリー の魂を救ってくれたことに変わりはない」 「お嬢……」 「だからこれは、せめてものお礼よ。
あの化け物の群れこそが、本隊なのでしょう」 俺は、その光景が信じられなかった。
「貴方は馬鹿ね。
だからこそ死を共にする相手の、顔くらい見せて欲しいものだけど」 あー。
ただでさえ顔を隠す男優は受けが悪いのに加え、演技とは思えないウザいクレームの付け方、不必要に大きい存在感、多すぎる出演作を鑑みればやむを得ない事ではある。
どれだけ奮闘しようと、どれだけ努力をしようと、決して勝てない相手。
net 小池「お• オネエ系の声とねっとりした関西弁が特徴。
この仮面だけは外せない」 「あらら、意固地ね。
net 言って見りゃ今って政治家がパフォーマンスだとしても作業着で出てくるような段階だろ? そんときにガースーですはいくらなんでもないわ 当然Gotoは停止してテレビは全局L字 それくらいやらなきゃダメだ だって医師看護師病床不足で大怪我出来ないんだぞ 事故っても救急車きて医療受けられて安心だーなんて状況じゃない 総レス数 27 5 KB. だから、もうゆっくり寝ていなさい」 そう言うと、サクラは俺の掌を握りしめたまま。
「……恩に着る。
……私も、詰ろうかしら」 「良いんじゃねぇか?」 そんな馬鹿みたいな話をしてる合間に、群れはとうとう街の中へ入ってくる。
「はー。
喚いて、叫んで、発狂したいだろうに。
「……ねぇ、猿仮面。
サクラの歌を聞いた俺は、ドンドンと深い眠りに誘われていく。
最近出会ったばかりの奇縁だが、アンタと一緒に死ぬのは悪くないと思えてきた。
「……でも安心なさい、絶対に治してあげるから」 「ありがと」 「眠ければ、眠っていて良いわよ。
「ああ、何だ。
エレベーターの防犯カメラが配達員を一部始終捉えていた。
最初から、人間に勝ち目なんてなかったんじゃないか。