日本は「米国のインフルの流行推移」にシンクロしている 米国CDCの推計方法は、インフルエンザで入院した患者数から一定の係数を掛けて非入院者を含めた「インフルエンザ死亡者数(関連死を含む・図表のオレンジ線)」を推計するという方法で、人数的には「死亡診断書ベースの死亡者数(図表の青線)」のおおよそ10倍の値となっている。
このモデルはstochastic frontier estimation 3)(非流行時の場合に発生すると考えられる死亡であるベースラインと、実際の死亡の乖離の幅を確率変数として定義して推定する方法)に基づき、日本の現状に合わせて作成された。
僕は自分の無知が恥ずかしい。
インフルエンザのほうが死んでる というわけで、一介の病理医の私の出番などないわけだが、少し気になることがあって記事を書くことにした。
今のところ日本の致死率は逆に低い方であり、その要因は今後解析されていくと思います。
「まだ序の口」といわれている今のうちに、積極的な対策をとらなければなりません。
アメリカでは年間1万2千人がインフルエンザが原因で亡くなっており、2017年から2018年にかけての流行期には、45万人がかかり、6万1千人が死亡した。
こうしたミスリードは、対策を遅らせることにもつながる。
全て虚構である。
インフルエンザの流行は、年によって前後しますが11月下旬から12月にかけて発生します。
中国・韓国もそのようにしようと決めたらしい。
がんで亡くなる方が最も多い、ということですね。
このように、インパクトを測る上で、単一の最適な指標が無いのが実情である。
毎年流行するインフルエンザは多くの場合は自然軽快するが、合併症を伴い重症化することもあるのじゃ。
入院患者数(過去3シーズンの比較) 過去3シーズンの男女別入院患者数は以下のとおりです。
一方、原死因を肺炎とすると、インフルエンザとはまったく関係のない病原体による肺炎死亡も含むこととなる。
アラシやコメントはスレ主が処理可能 7. いかがだろうか? 8週目まで低下していた実際の死亡数が、9週目にかけて急激に跳ね上がり、閾値を突き抜けている。
ーーー 以下、論文を抜粋翻訳して、解説します。
以下を見て欲しい。
しかも死因は他にもたくさんあるので、これでもまだ全部ではありません。
WHO Influenza surveillance reportより 赤丸・矢印などは筆者記入 棒グラフが、インフルエンザ陽性となった検体数。
参考資料 [1] Assad F. 先述のレポートの中で、オーストラリア保健省は次のように指摘しています。
超過死亡数 超過死亡数とは 直接的、間接的を問わず、 インフルエンザ流行がなければ回避できたであろう死亡者数のことで、インフルエンザの 社会的インパクトを評価するために世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。
新型コロナウイルスはインフルエンザよりも死者は少ないので、大したことない、全然怖がる必要ないと言い切ってはいけないということだ。