「彼女の愚痴をいつも我慢して聞いていたが、当日は体の調子が良くなかったこともあって、タガが外れてついに暴言を吐いていい加減にしろといってしまった。
タガというのは、樽や、桶などの周りに、竹や銅で作ったものを巻いてある、あれだ。
人は、必要以上に抑圧されたり、ストレスを抱え続けたりし続けると、何かをきっかけにして、感情や言動を制御できなくなる時があります。
こちらもあわせてチェックしてみては。
もともと「箍」は桶の枠組みを固定していた輪を指す語。
ストレスが溜まった若者は、いったん タガが外れると何をしでかすか分からない。
何でも起こり得るし、何が起こっても驚かないという、さまざまな意味で「タガが外れた」世界だともいえる。
そのため、今後も「タガが外れる」という言葉を見聞きするケースが増える可能性があります。
アルコールを飲みすぎると、私は突然タガが外れたようになるのだ。
日常生活ではほとんと目にしない「箍」という漢字ですが、日々の生活で目にすることがないとは言えません。
人間にもタガが必要だ。
「黙って今まで尽くしてきたにも関わらず、全く報われていないとわかった時にタガが外れて、自然に涙が溢れてきた」 この例文のように、努力して我慢していたが、我慢する必要が無くなった時に涙が溢れた時などに使います。
また、感覚が年を取って鈍くなるという意味もあります。
同じような意味として使われる言葉に、 「ブレーキが効かない」とか「制御不能」などがありますが、これらの言葉だと、もともとは正常に機能していたのかわかりません。
桶がバラバラに! 投稿者がタガを叩いて外すと、桶がたちまちバラバラと崩れて原形がなくなった。
「タガが外れる」は何かがきっかけとなって理性や秩序がなくなる様子をさしますが、「暴走する」は特にきっかけがなくても突き進んでしまう様子をさします。
「彼女はダイエットをしていたが、終わった途端に、甘いものをタガが外れたように摂り続けた。
「箍」が外れてしまうと樽は形状を維持できず、バラバラになってしまいます。
「タガが外れる」と「タガが緩む」の違いは? 「タガが緩む」の意味は「緊張がゆるむ様子」 「タガが緩む」とは、「緊張が緩むなどして反応やしまりがわるくなる様子」をさします。
非常に似た二つの言葉ですが、異なる点と言えばその 使い方にあると言えるでしょう。
そのため、「たがが外れる」の「感情が抑えられなくなること」といった意味と似ていることから、「キレる」は「たがが外れる」の類語であると言われています。
お酒を飲むとタガが外れてしまい、何度も失敗をしている。
「タガが外れる」の類語 「タガが外れる」には、以下のような類義語があります。
おけやたるが古くなると、この「たが」がゆるんで木の板がばらばらになってしまいます。