初めてフィンランドに行ったのは2006年(『かもめ食堂』が公開された年)ですが、2009年から毎年フィンランドにわりと長めに滞在しています。
これが私のフリーランスとして初めての配給作品でした。
でも、それがすごいフィンランドっぽさが出ていて良いなぁと思いました。
サウナ好き、フィンランド好きの間で静かなウワサになっている映画『サウナのあるところ』の試写会に行ってきました。
「シンプルな情熱」 C 2019 L. 究極の癒しやデトックス、自分に戻る「ととのう」場としてだけでなく、日本の銭湯・温泉文化にも通じる、人とのつながりを感じる場としてのサウナの魅力を発見する。
今回、満を持して日本公開を迎える本作『サウナのあるところ』は、サウナの本場であるフィンランドで1年以上のロングランを記録した、異色のドキュメンタリー映画だ。
その穴に入って蒸気を浴びていたようです。
だってサウナってホントにいいところですもんね。
でも色々調べていたら、別にサウナが好きな人は年中サウナに入っているなと気づいて。
解説 サウナの本場といわれるフィンランドのサウナ事情とそこに集う人々を記録した異色ドキュメンタリー。
じゅっと湯気が立つ。
彼らと悩みを共有し、彼らの人生に寄り添うことは、観る者自身が自らの人生を振り返り、取り残されたままの悲しみや苦しみをすくい上げることにもつながります。
本場のご当地から届いた本格サウナ映画が、いよいよ登場!サウナのロウリュ 蒸気 は、やさしく心を溶かしていくのです。
そこからきっかけがあって2013年からフリーランスで活動するようになったんですね。
それは係の人がいてサウナの真ん中に大きな石を置いて水をかけ、それを布で仰いで熱気を皆に行き渡らせていた。
では、そういう流れをつかんだからこそ、サウナ熱の高まりが見込まれる9月公開ということになったんですか? 私は最初は「サウナって温まるものだから、冬が良いんじゃないかな」と思っていたんです。
また他にも、フィンランド人は基本的にモノとかお金よりも、友達がいることや集まれる場があることをとても大事にしているという、物質に依存しないところも幸福度が高い要因なのではないかと。
それにしても、ラストに歌われる「リスの歌」の物悲しくもある響きがちゃんとフィンランド的で、あの歌が最後に締めているのといないのとではかなり印象が変わってきたと思う。
(作品資料より). フィンランドの美しい自然、抑制の効いたカメラワーク、背景に流れる静かな音楽。
CONTENTS• 継父からの虐待、犯罪歴のある昔の自分、離れ離れになった娘、止められなかった職場での事故、先に逝った妻や幼い娘・・・これまで話すことができなかった人生の悩みや苦しみ。
夏の終わり、彼の地に生きる男たちの生き様をありのままに描き出す、監督の真摯で優しいまなざしに触れてみてはいかがでしょうか。
映画では、かなりバシッバシッというかんじでからだを叩いていて、痛くないのかなと疑問に思った。
わりと重めの話が多い。
普通はもっといくつも案を出して考え抜くものなんですけどね。
それをサウナで吐き出したりしながら耐え忍んで、そうしてようやく昇る太陽の光に「あぁ、今日も幸せだな」と感じられる人たちで。
Les Films Pelleas - Auvergne - Rhoone-Alpes Cinema - Versus production. その後も 『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』(2015年) 『ファブリックの女王』(2016年)とフィンランド映画を連続して配給したあと、2017年12月にはアイスランドの映画 『YARN 人生を彩る糸』を配給しました。
さすが本場という感じ。
映画『 サウナのあるところ』は、2019年9月14日、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほか全国順次公開!. 間投詞のように、熱い石に水を掛ける。