便利な言葉ではあるものの、相手が時間を持て余していることが明白な場合、失礼と捉えられることがあるため注意してください。
2 相手に迷惑をかけたり、相手の厚意を受けたりして申し訳なく思うこと。
依頼内容や感謝の対象を一文の中に組み込むだけで、どのような相手にも失礼のない表現ができます。
「ご多忙の中」の前後にバリエーションを持たせて使い分けよう 「ご多忙の中」の利用シーン別例文集 次に「ご多忙の中」を使った利用シーン別のビジネスメール例文を紹介します。
この採用担当者はヒマそうだから「ご多用中にもかかわらず」はメールに使えないよなぁ…。
どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしています。
【例文】ご多用中にもかかわらずご連絡いただき恐縮です。
上記と同じ文章に「ご多忙の折」を使うと、「ご多忙の折、ご対応いただき感謝申し上げます。
大変ありがたいこと。
例えば、「〇〇さんは非常にご多忙のようで」というような使い方をすると、「〇〇さんは非常に忙しいようなので」という意味合いになります。
・ご多用中にもかかわらず、お越し頂き有難うございます。
ご多用の意味と使い方 ご多用の「多様」とは、「用事の多いこと。
資料をお送りしましたので、ご多用のところ恐れ入りますがご確認をお願いいたします。
件名はシンプルに書き、本文では、わざわざ自分のために時間を使っていただいたことへの感謝の気持ちを伝えることが重要です。
また、「ご多用にもかかわらず…」となると、相手への感謝の気持ちを強く述べることになります。
・ご多用中恐縮ですが、本日中にご回答頂きますよう、よろしくお願いいたします。
この表現はとても便利で、ビジネスメールでは万能に活躍します。
よろしくお願いします。
開発部Aプロジェクトグループの新開です。
」 例文「ご多用中にもかかわらず貴重なお時間をいただけるとのこと、大変恐れ入ります。
上記の例文では、「忙しい状況なのに、わざわざ足を運んでくれてありがとう」という意味となり、感謝を表すシーンで使われます。
他にもたとえば、• 「 ご多用中にもかかわらずありがとうございます」とすれば「忙しい最中にも関わらずありがとう!」の意味。
たとえば、• 「お忙しいところ」は電話もしくは対面の使用が多く、文中では柔らかな印象とさせたい場合に用いることが多い。
お礼編 ・ この度のプロジェクト完遂にあたり、関係各位の皆様のご尽力には心から感謝申し上げます。
状況を把握しつつ、相手に時間がある場合は使用を控える方が良いでしょう。
いずれも「 ご多用中にもかかわらず~いただき+お礼」の「~」に相手にしてもらう(もらったこと)を加えるだけで丁寧なお礼フレーズの完成です。
「ご多忙の中」は定型句なのでついつい同じフレーズになりがちです。
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