アキラ ラストシーン - AKIRA（アキラ）のラストの意味を考えてみる

この世に生を受けた胎児ほど無垢な存在はありませんが、本作での無垢な存在はもう一人、アキラがいます。

舞台は第三次世界大戦後の東京湾に作られた人口島のネオ東京。

しかし、そんなアキラを生んでしまったのが他ならぬ人間。

その巨大な力に反応するアキラ。

C 1988マッシュルーム／アキラ製作委員 またIMAXといえば、立体音響も大きな特徴の一つ。

タカシは、軍が世界大戦前から極秘で進めていた研究により「超能力」が開花した子ども ナンバーズ でした。

金田は暴走族の仲間と話し合い、敵対しているチーム、クラウンを追い詰めようと躍起になりますが、 鉄雄だけは金田のバイクに夢中です。

ネオ東京から旧市街へ続くハイウェイを疾走する暴走族チームの中の一人 「鉄雄」は、突然目の前に現れた白髪の少年 「タカシ」と接触事故を起こしてしまいます。

一方、タカシとの接触により 超能力に目覚めた鉄雄は凶暴な性格に豹変。

（鉄雄のエネルギーは月の表面を破壊したり、軍の衛星兵器を落下させるなど凄いことになります） 原作では、ネオ東京崩壊後に「大東京帝国」を樹立。

鉄雄は自分と同様に強い超能力を持つ アキラという人物を探してとある地下施設にたどり着くも、アキラがもうこの世にいないことを知る。

しかし、そこでミヤコは突如鉄雄を超能力で撃ちました。

アキラの力は散り、鉄雄は消えた力に混乱します。

監督は「迷宮物語」の大友克洋、撮影は「ダーティペア」「オバケのＱ太郎 とびだせ！ 1／100大作戦」の三沢勝治がそれぞれ担当。

原作では、暴走族クラウンのボスのジョーカーや新興宗教団体教祖のミヤコが、映画版よりも重要な役どころだったり、映画版では登場しないキャラクターも多数存在します。

ポスターを見ると、マイトガイの表現が既に使われていますね。

そんな解説できない混沌の中、自らを健康な不良少年と呼ぶ青年「金田」は、仲間たちと共に暴走行為をしていた。

。

鉄雄の目覚め 暴走族チームのリーダーであり鉄雄の幼馴染の 「金田」は、謎の存在 「アキラ」の秘密を追う 反政府ゲリラの少女 「ケイ」と出会います。

大友克洋原作の同名漫画の映画化で、脚本は大友と「スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲」の橋本以蔵が共同で執筆。

余談になるが2018年、NHKスペシャル「東京リボーン」の佐藤広記ディレクターが記した記事のなかで、同番組のタイトル映像を手掛けた大友克洋は、こう語った。

一方でその肉塊は、生まれたての胎児のようでもあります。

このとき、根津の元にミッション失敗の報告に来た竜は根津に撃たれて死亡した。

仲間が殺されたとはいえ、鉄雄は金田にとって弟のような存在だった。